有村架純主演「ビリギャル」主題歌はサンボマスター新曲「可能性」!
2015年3月10日 05:00

[映画.com ニュース] 若手実力派女優・有村架純の主演最新作「映画 ビリギャル」の主題歌が、人気ロックバンド「サンボマスター」の新曲「可能性」に決定した。あわせて、3月14日から全国の劇場に掲出されるポスタービジュアルがお披露目された。
累計発行部数65万部を突破した坪田信貴氏の「学年ビリのギャルが1年で偏差値を40上げて慶應大学に現役合格した話」を、土井裕泰監督のメガホンで映画化。構想段階から常に頭の中でサンボマスターの曲が流れていたという土井監督の強い思いによりオファーが実現し、今年結成15周年を迎える同バンドが、痛快なサウンドに熱いメッセージとキャッチーなメロディをのせた情熱的なロックンロールソングを完成させた。
「可能性、終わらせんなよ!」という呼びかけで始まる楽曲は、夢に立ち向かう意思を持つことの大切さ、それを支える者同士の愛といった普遍的なテーマを熱く訴えかける。土井監督は「落ち込んだ時、ちょっと苦しい時、何度となく背中を押してくれたサンボマスターが主題歌として参加してくれることになり、この映画の“可能性”も大きく広がりました!」と感無量の様子。歌詞の内容が映画のストーリーと見事にマッチしていることから、劇中には出演者たちが同曲を歌うシーンが盛り込まれたという。

主人公の工藤さやかに扮した金髪&ミニスカ姿で大きな話題を呼んだ有村は、「初めて聞かせていただいた時、自然とリズムにのって楽しく聞いている自分がいました!」と語り、「映画を見てくださる皆さん、クライマックスに向けてこの曲を聞きながら気持ちを盛り上げていって下さい!」とアピール。映画についても、「笑いあり、涙ありのとびっきりの青春ストーリーとなっていますので、きっと明日からも前向きに、頑張れるきっかけになってくれると思います!」と自信をのぞかせた。
サンボマスターの山口隆も、「バンドとして節目の年にこのようなお話をいただけたことは光栄です。不可能を可能にする物語ということで、僕らの楽曲『可能性』が少しでも映画の世界に彩りを与えられたらと思っております」とコメントを寄せている。同バンドは、主題歌「可能性」が収録されたニューアルバム「サンボマスターとキミ」を5月13日にリリース、6月20日からは5カ月にわたる全国26カ所のライブツアーを開催する。
小学4年生レベルの学力しかなく、学年ビリの成績だった高校2年生のギャルさやか(有村)が、塾講師・坪田(伊藤淳史)との出会いを経て、いかにして1年間で偏差値を40も上げて慶大に現役合格したかを、軽妙なタッチで笑いを交えながら描く。さやかの母親・あかり役を吉田羊、父親・徹役を田中哲司、高校の担任教師・西村役を安田顕、さやかに思いを寄せる森玲司役を野村周平が演じる。映画は、5月1日から全国で公開。
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