「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」サントラも大ヒット!
2015年3月1日 20:05

[映画.com ニュース] 欧米で社会現象となっている官能映画「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」のオフィシャルサウンドトラックが、ビルボード200全米アルバムチャートで初登場2位を記録したことが発表された。映画のサントラとしては、2009年のドキュメンタリー映画「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」以来の大ヒットとなり、音楽界でも旋風を巻き起こした。
2月14日(日本時間13日)に世界同時公開された同作は、R指定作品としての週末興行収入の最高記録を樹立、すでに全世界興収2億5600万ドル(約304億円)を突破している。サントラには、ビヨンセ、エリー・ゴールディング、ザ・ウィークエンド、アニー・レノックスらの楽曲が収められており、2月10日のリリース以降21万枚を売り上げた。楽曲単位でのセールスやストリーミング数を売り上げ枚数に換算した数値もあわせると、累計で25万8000枚におよぶという。
故マイケル・ジャクソンさんのベストアルバム的要素が強かった「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」サントラは、初週売り上げ枚数37万3000枚。複数のアーティストの楽曲が収録された映画サントラとしては、05年にヒップホップアーティストの50セントが主演した「ゲット・リッチ・オア・ダイ・トライン」が初週で31万7000枚を売り上げている。2008年には、人気ミュージカルドラマの劇場版「ハイスクール・ミュージカル ザ・ムービー」が29万7000枚を売り上げたが、コンピレーションアルバムではないため、米ビルボードは比較対象にはならないとしている。
ちなみに、同日のチャートで首位デビューを果たしたのは、ドレイクの「If You're Reading This It's Too Late」だった。
現在公開中の「フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ」は、全世界累計1億部を突破したベストセラー小説を、サム・テイラー=ジョンソン監督が映画化。恋愛経験ゼロの女子大生アナ(ダコタ・ジョンソン)と若き大富豪グレイ(ジェイミー・ドーナン)の刺激的で特異な恋愛模様を描いた。
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