【第38回日本アカデミー賞】岡田准一、主演&助演男優賞2冠に涙!高倉健さん、緒形拳さんに思い馳せる
2015年2月27日 22:58

[映画.com ニュース]俳優の岡田准一が、第38回日本アカデミー賞授賞式で最優秀主演男優賞(「永遠の0」)と最優秀助演男優賞(「蜩ノ記」)の2部門を制した。最優秀賞をダブル受賞した俳優は、大竹しのぶ(第2回)、真木よう子(第37回)に続き3人目。男優としては初の2部門制覇となった。また、山崎貴監督も「永遠の0」で最優秀監督賞、「STAND BY ME ドラえもん」で最優秀アニメーション作品賞(八木竜一監督と共同)を戴冠し、2冠を達成した。
東京・グランドプリンスホテル新高輪国際館パミールで行われた2月27日の授賞式で、最初に岡田の名が呼ばれたのは、最優秀助演男優賞の発表時。プレゼンターを務めた真木に呼び上げられマイクの前に立つと、「映画人と認めてくださって、ありがとうございます。今日は最高に幸せです」と声をつまらせた。そして、授賞式前に「V6」のメンバーである井ノ原快彦からメールが届いたことを明かし、「『その場に立てることを誇りに思う』とメールをもらいました。人に誇ってもらえることって嬉しいですね。現場ではいつも、スタッフの皆さんのスペシャルな仕事に応える芝居がしたいと思っています。自分ではまだまだ至らないと思っています。本当に、全ての皆さんに感謝を申し上げたい」と熱く語った。
技術部門で同作の受賞が続々と発表され、最優秀主演男優賞戴冠で再び登壇した岡田。ブロンズを大切そうに抱え、「監督をはじめスタッフの皆さん、作品にとらせて頂いた賞です。この作品は、歴史を伝えることが大きなテーマ。僕がここにいられるのも、人が人を思うことの大切さを教えてくれた高倉健さんのおかげです」と感極まった。さらに、故緒形拳さんの名を挙げ、「『おまえは芝居に向いている。辛いこともあると思うが、おまえは芝居を続けなさい』と言って頂き、何とか続けてこられたんです」と語り、感無量の面持ちを浮かべた。
岡田と山崎監督は、授賞式後に会見に出席。「岡田君がとれたのが本当に嬉しい」と笑顔の山崎監督は、「『永遠の0』を撮らせて頂くことになったとき、『宮部は岡田君に』とみんなで話していた。やってくれる事が決まったときは、『もう勝った』と思った。いろんなものを背負ってもらって大丈夫な人」と称えた。一方の岡田は「感謝しか出てこない」と穏やかな笑みを浮かべながらも、「映画俳優としての覚悟を強く持ちながら、これからも頑張っていきたい」と意欲を新たにしていた。
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