松岡茉優、旧友・武田梨奈の登場に大号泣!
2015年2月20日 04:00
[映画.com ニュース] ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015のオープニングセレモニーが2月19日、夕張市内で開催。ゲスト、審査員らが登壇するなか、「ニューウェーブアワード」に輝いた松岡茉優は、友人の武田梨奈からの祝福に号泣した。
1990年に創設された同映画祭。途中、夕張市の財政破綻で開催が危ぶまれた年もあったが、有志の手で支えられ、今年で25周年を迎えた。昨年新設された「ニューウェーブアワード」に輝いたのは、増田セバスチャン、中村蒼、松岡。中村は「もうすぐこの仕事を始めて9年になりますが、こういった賞は初めて。この仕事をしていると、ネガティブになったり他人が羨ましくなったりすることがあるけど、こうして賞をいただくとやってきたことが間違いじゃなかったと自信につながります」と喜びを口にした。
そして松岡の授賞のプレゼンターは、昨年の受賞者で、開会式冒頭でプロジェクションマッピングの映像に合わせた華麗なアクションパフォーマンスを披露した武田が務めた。2人は「少女戦士伝シオン」で共演して以来の友人。松岡は顔をクシャクシャにして武田の元に駆け寄り、抱き合った。武田の手を握り、涙を流しながら出会った頃を振り返り、「2人ともヒマでグダグダしていました。いまこうやって梨奈は忙しくなって、私もこんな賞をいただけて幸せです!」と語り、大粒の涙を流した。武田も松岡の言葉にもらい泣きした。
さらに、夕張の熱い歓迎に対しても「なんでみなさん、こんなに優しくしてくれるんですか? 寒いのに沿道でずっと手を振ってくださって。この仕事を12年やっていて、初めての賞がこの賞で幸せです! 新しい風を吹かせる人に必ずなります。映画が大好きなみなさんに『映画が好きでよかった』と言ってもらえる作品に絶対に出ます! 俳優を一生続けます」と飛躍を誓った。
オープニング作品「ジヌよさらば かむろば村へ」主演の松田龍平は、「北海道は撮影でよく来ますが、夕張は初めて。アットホームと聞いていましたが、まんまとやられました。『仲間に入れてもらってもいいですか?』という感じです」と語り、喝さいを浴びた。ゆうばり国際ファンタスティック映画祭2015は23日まで。
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