松坂桃李、ちびっ子のバイオリン演奏に自身の体験重ね「悪夢が浄化された」
2015年2月15日 19:40

[映画.com ニュース]俳優の松坂桃李と西田敏行らが2月15日、映画「マエストロ!」の大ヒット御礼舞台挨拶を東京・新宿ピカデリーで行った。公開3週目に入っても同館は満席の盛況で、松坂は「皆さまの顔を見ると、映画は受け止めてくださる方がいるから作れるとあらためて実感します」と感激に浸った。
松坂は同作でバイオリニストを演じ、約1年の練習を続けて撮影に臨んだ。この日はヒットを記念して、ちびっ子5人がその練習で何度も弾いた「きらきら星」を演奏。「いろんな記憶がよみがえりますね。素晴らしいと同時に、僕の悪夢が浄化されました。ビブラートをやっている子もいてビックリ。僕もこの時期から始めていたら、どれだけ負荷がかからなかったか」と自ちょうを交え称えた。
指揮者役の西田も、「5歳の時にバイオリンを習ったことがある。半年くらいだったけれど、昨日のことのように思い出した」としみじみ。4日ほど前に風邪をひいて寝込んでいたそうだが、「下痢が止まらなくて、トイレと寝室を行ったり来たりしていたけれど、ようやく社会復帰できました。皆さんと会えたことが、どんな薬よりも効果があった。これからも、立派に役者としての仕事にまい進していきます」と宣言し、会場を沸かせた。
「マエストロ!」は、さそうあきら氏の人気コミック「マエストロ」を映画化。解散に追い込まれた名門オーケストラが、指揮者を名乗る謎の男の指導によって再起を懸ける奮闘を描く。
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