パンクバンド「ニューロティカ」の30年を追うドキュメンタリー映画、4月公開決定!
2015年2月9日 18:00
[映画.com ニュース] 2014年に結成30周年を迎えたパンクバンド「ニューロティカ」の軌跡を追ったドキュメンタリー映画「あっちゃん」が、4月18日から公開されることが決定した。本作の製作資金はクラウドファンディングサイト「CAMPFIRE」で調達され、自主製作映画では過去最高額の940万3669円が集まった。
ニューロティカは、フロントマンの“あっちゃん”ことイノウエアツシがピエロメイクでシャウトするパンクバンド。あっちゃんは50歳を迎えてもなお精力的に活動し、これまで1700回を超えるライブをこなしてきた。「氣志團」「マキシマムザホルモン」「PUFFY」、浅野忠信らに影響を与え、さらに「メロン記念日」や「ベイビーレイズ」といったアイドルにも楽曲を提供するなど、幅広いジャンルで愛されている。
映画では、ニューロティカの30年に及ぶ音楽活動を追いながら、1980~90年代のバンドブームの真相を浮き彫りにしていく。メンバー同士の確執や事務所との契約、実際の給料などを赤裸々に映し出すだけでなく、ふだんは菓子屋の若だんなとして働くあっちゃんの日常をとらえることで、ニューロティカを丸裸にしていく。バンドと親交の深いナリオが監督を務め、大槻ケンヂ(筋肉少女帯)、綾小路翔(氣志團)、宮藤官九郎(大人計画)ら豪華アーティストが出演している。
また同作の完成と公開を記念した会見が、2月10日午後12時30分から実施されることが決定。あっちゃんとニューロティカメンバー、ナリオ監督が登壇し、その模様はブロードキャスティングサービスUstreamの「LOFT Channel」(http://www.ustream.tv/channel/loftch)で生中継される。
「あっちゃん」は、4月18日から東京・渋谷HUMAXシネマ、大阪・シネマート心斎橋でレイトショー公開。