池松壮亮、チョコは嫌い!? バレンタインは「うどんが欲しい」
2015年2月1日 16:00
[映画.com ニュース] 新鋭・月川翔監督の最新作「この世で俺/僕だけ」が1月31日、東京・渋谷のユーロスペースで公開初日を迎え、ダブル主演した池松壮亮とマキタスポーツ、月川監督が同館で舞台挨拶に立った。
昨年「海を感じる時」「紙の月」「バンクーバーの朝日」など出演作が立て続けに公開され、第57回ブルーリボン賞助演男優賞を受賞するなど、目覚ましい活躍を見せる池松。舞台挨拶後の取材では、「(ブルーリボン賞は)運がよかったなっていうか。公開作も重なって」と冷静に振り返り、「一昨年撮ったもので(今作が)唯一公開していなかったものなんですよ。ひとつ何かが終わったというか、これからもう1回頑張ろうと思います」と決意を新たにした。
同作は、偶然出会った中年サラリーマン(マキタ)と不良高校生(池松)が、街の利権をめぐる偽装誘拐事件に巻き込まれていく様を描く。マキタら3人たっての希望で、当初の予定よりも早く客席からサプライズ登壇した3人。マキタが「現場の雰囲気はよかったですよ」と話すように、3人で報道陣の撮影準備を手伝うなど異例の舞台挨拶を進行し、和気あいあいとした雰囲気をかもし出した。
池松は、演技以外の分野でも活躍するマキタとの共演について「普通の役者さんと向かい合うより怖かった。生身なので……」と、独特の言い回しで会場の笑いを誘った。一方のマキタは「役者として関わった気がしない。すごく波長の合う青年と何日間か一緒に過ごしたという方が印象深い。池松壮亮という存在に触発されてしまったという感じがしました」と称えていた。
また、2月14日のバレンタインデーに触れ、「どんな人にチョコをもらいたい?」と質問が飛ぶと池松は、「予想外の人からもらえると嬉しいです」と回答。しかしすぐに「実はあんまりチョコは好きじゃない。うどんが欲しいです」と訂正し、「昨年実際にうどんをもらって嬉しかった」と珍エピソードを披露していた。
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