これが新しい「Tomorrow」!フルバージョン本編映像を入手
2015年1月23日 16:25
[映画.com ニュース] 名作ブロードウェイミュージカルを、現代のニューヨークに舞台を置き変えて映画化した「ANNIE アニー」の主題歌「Tomorrow」のフルバージョン本編映像を、映画.comが入手した。世界中で愛される名曲が、現代風にアレンジしたものになっている。
4歳のころに自分を捨てた両親を探し続ける10歳の少女アニー(クワベンジャネ・ウォレス)が、持ち前のひたむきな性格や明るさで、偏屈なIT長者スタックス(ジェイミー・フォックス)ら周囲の大人たちの心を変えていくさまを描く。
公開された映像は、アニーが区役所で両親の情報がないことを知った後、イースト・ハーレムのレキシトン街を歩きながらひとりで「Tomorrow」を歌うシーンのもの。街行く大人たちを切なそう見つめるウォレスの表情や、「暗い寂しさから抜け出せない日は アゴを上げて笑顔を作って つぶやくよ 明日になれば太陽は昇る だから明日まで頑張ろう」という歌詞の内容からは、アニーの孤独感と厳しい境遇に負けまいとする健気さが伝わってくる。
同シーンについてウィル・グラック監督は、「アニーは道を歩きながら、お店の窓や車の窓に反射して見える家族や子供たちの姿を眺めている。だが、それらはアニー自身が欲しいと思っているものの幻想にすぎない。結局アニーは独り言の様にこの歌を歌い、誰にも歌っていることを気づかれず、途中から一緒に歌い出す人もいない」と、含蓄のあるコメントを寄せている。
「ANNIE アニー」は1月24日から全国公開。