謎の美女・祥子、濡れ場&SMに挑んだ初主演映画は「気持ち良かった」
2015年1月21日 21:30

[映画.com ニュース] 「週刊ポスト」のグラビア企画「謎の美女シリーズ」で注目を集める謎の美女・祥子が1月21日、東京・シネマート六本木で行われた初主演映画「D坂の殺人事件」の完成披露試写会に、共演の河合龍之介、木下ほうか、窪田将治監督とともに出席した。
祥子は、劇中でオールヌードの濡れ場や縄で緊縛されるSMシーンに挑んでおり、「自分がやってみて、気持ち良かった。縄も悪くないという印象に変わりました」とニッコリ。今後は「機会があれば、もっとハードなものも。私が相手を支配するのもやってみたい」と意気込み、「私の好きな相手がそれを望むなら、喜んで縛らせていただきたいと思います」とサディスティックな笑みをのぞかせた。
「謎の美女シリーズ」に登場して以来、素性がベールに包まれていた祥子。好きな男性のタイプは「私の本質をどんどん小出しにしていけるような、温かく包んでくれる人。例えば『博多華丸・大吉』の博多華丸さん」といい、「華丸さんを調教したいですね」と大胆発言で笑いをさらった。さらに、ここ1年間は「見てくださる方に想像してもらいたかったので、自分が祥子であると隠していました」と明かし、憧れの壇密に比肩できるように「私は面積の狭い下着を着ていきたい。ちなみに今日のものは、想像してください」とアピールした。
本作は没後50年を迎える江戸川乱歩の名作小説を新たに映画化。江戸川乱歩作品の「妻に失恋した男」を映画化した「失恋殺人」でもメガホンをとった窪田監督は、「乱歩というのは、原作に想像をする余地がある。想像する部分をひとつひとつ紡いでいる作業が、すごく楽しいんです」とその魅力を語る。一方の共演陣は祥子の熱演に言及し、河合は「エロティックなシーンや激しいシーンがあるなかで、すごい品があって汚らしくない。ロマンポルノとか好きでよく見るんですが、その時代の女優さんが現代で演技されているような、新鮮でした」と絶賛していた。
D坂で蕎麦屋の主人が謎の死を遂げ、名探偵・明智小五郎とその妻・文代は他殺と見て独自に調査を開始する。やがて、事件に関する人間たちの愛憎や情欲が明らかになっていく。草野康太、大谷英子、仁科貴、近藤芳正が共演。2月14日から公開。
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