水谷豊が小説家・右京を演じる主演作「王妃の館」 パリを舞台に豪華キャスト共演
2015年1月21日 15:20

[映画.com ニュース] 水谷豊主演で浅田次郎氏の小説を映画化する「王妃の館」の共演陣が明らかにされた。日本映画では初となるベルサイユ宮殿でのロケ撮影も行われ、パリを舞台に旅行者たちが繰り広げる人間模様を描く同作に、田中麗奈、吹石一恵、緒形直人、安達祐実ら豪華キャストが参加する。
倒産寸前の旅行会社が、ホテルの1つの部屋を2組に同時提供するというツアーの二重売りで窮地を脱しようと企み、そうとは知らずにツアーに参加した2組の旅行者たちが織りなす人間模様を描いたドラマ。水谷は、日本語で「王妃の館」を意味するパリの超一流ホテル「シャトー・ドゥ・ラ・レーヌ」に宿泊できるという豪華ツアーに参加した売れっ子作家・北白川右京を演じ、自身の代表作「相棒」と同じ「右京」という名の役どころで主演を果たす。
そして、右京らを引率する旅行会社「パン・ワールド・ツアー・エンタープライズ」の女社長・朝霞玲子役を田中が演じ、同じツアーには、ワケあり美人OL役で吹石、成金風の金持ちカップル役で緒形&安達が同行。そして、もう1組のツアーに参加する面々も、ツアーコンダクター役の尾上寛之を筆頭に、熱血警察官役の青木崇高、ショーパブで働く女装家役の中村倫也、パリにいる右京を探しにきた出版社編集者コンビに山中崇史&野口かおる、元詐欺師役の石橋蓮司とくせ者ぞろいだ。
この豪華キャスト共演について水谷は、「個性的で理由ありな男女11名のツアー客。パリを舞台に時にコミカルに、時に感動を誘う芝居を、素晴らしいキャストの皆様と一緒に作り上げることが出来ました」とコメント。ベルサイユ宮殿での撮影についても「俳優人生の中でも、夢のような贅沢な瞬間でした」と振り返っている。
また、劇中で右京が執筆している小説の中に登場する人物として、17世紀フランスに実在した太陽王ルイ14世を石丸幹二、その寵姫ディアナを安田成美、2人の息子プティ・ルイを、大河ドラマ「花燃ゆ」にも出演した子役の山田瑛瑠くんがそれぞれ扮演。フランス人役をあえて日本人が演じることで「絵画的」に見せる意外性が加えられ、水谷は3人の出演シーンについても「フランス人を見事に演じてくれております。まるで絵画の世界のような美しいシーンの連続ですよ」と称えている。
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