「乃木坂46」桜井×西野×松村、現役アイドルグループ初のWOWOW連続ドラマ出演
2015年1月14日 08:00
第51回江戸川乱歩賞を受賞した薬丸岳氏の同名小説を映像化する同作は、少年法を題材に加害者、被害者双方の視点を取り入れ、真の更生や贖罪とはなにかを問う社会派ミステリードラマ。カフェの店長・桧山は13歳の3人の少年たちに妻を殺されるが、3人は少年法によって保護され、マスコミに追われた桧山はプライバシーが暴かれていく。事件から4年後、社会復帰した少年たちが本当に更生したのか、桧山はその現状を独自に調べ始めるが、少年たちの命が狙われる事態が発生。事件当時「国家が罰せないのなら、自分が犯人たちを殺してやりたい」と発言していた桧山は、第一容疑者として警察に目をつけられる。
桜井、西野、松村が演じるのは、小出扮する主人公・桧山が経営するカフェの店員役で、3人のうち1人が、物語の鍵を握る役どころになるという。骨太な社会派ドラマに定評のあるWOWOWのドラマに現役アイドルグループのメンバーが出演するのは今回が初めてで、3人はオーディションを経て出演が決まった。
2014年には三宅裕司主宰の劇団SETの舞台に出演した乃木坂46キャプテンの桜井は、「まだお芝居は分からないことが多いのですが、周りの皆さんからたくさんの事を吸収しつつ、この作品の中に自分も何かを残すことが出来るように頑張ります」と意気込む。
乃木坂46のシングル曲でセンターも務める人気メンバーで、13年に放送された学園ドラマ「49」で連続ドラマの出演経験もある西野は、「シリアスなドラマですが、私は明るい女子大生役なので、緊迫感がやわらぐような笑顔で演じたいと思います」と意気込む。そして、ドラマ「BAD BOYS J」やその劇場版にも出演した松村も「私らしくありながら作品になじめるように頑張ります」と話している。
そのほかの出演者には、倉科カナ、藤本泉、千葉雄大、町田啓太、村上虹郎、北村匠海、清水尋也、和田正人、ラサール石井、手塚とおる、若村麻由美が名を連ねる。2月22日から放送開始。毎週日曜夜10時。全5話。