迫力の戦闘シーンに興奮!花澤香菜・関智一に聞く「劇場版サイコパス」の見どころ
2015年1月9日 23:10

[映画.com ニュース]「劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス」が、1月9日から劇場公開される。本作では西暦2116年の世界を舞台に、第2期「サイコパス2」の主人公・常守朱(つねもりあかね)と、第1期の主人公であった狡噛慎也(こうがみしんや)の再会が描かれる。アニメ版から声優を務める朱役の花澤香菜、狡噛役の関智一に、本作の見どころやキャラクターの魅力を聞いた。
完成した劇場版を見た関は「30分に1回くらい大きく展開が変わっていくので、まったく飽きがこない。作劇の参考にと時間を計りながら見ていたら、30分で日本から国外へ旅立ち、ちょうど1時間が経過した時点で狡噛が出てくる。感心しましたね」と自身も舞台をクリエイトする立場ならではの感想を語った。花澤は「狡噛さんに何度キュンとしたことか(笑)。見ていて自然と小声で『かっこいい……!』って何度もつぶやいてしまいました」と関が演じる狡噛の再登場を喜ぶ。
花澤演じる朱が主役となったTVシリーズ第2期「サイコパス2」は、先日最終話が放送されたばかり。花澤は「第2期の朱ちゃんは、胸を締め付けられるようなできごとに見舞われて、とても辛かった。そこからの解放感で、収録後、駅まで歩いている時に涙がポロポロこぼれてきてしまいました」と現在の心境を語った。一方、関演じる狡噛は第2期ではほとんど出番がなく「劇場版にも『出てこないんじゃないのか?』と中盤まで思わせてくれましたが、オイシイ登場の仕方をするので『分量じゃないな』と」と笑う。久々の朱との再会については「(人間関係とは)互いに信頼しあっていれば、長い間会っていなくても普通に会話できたりするものなので、何も変えず、当時のままの会話を心がけました」。朱と狡噛が行動をともにするシーンは、花澤と関2人でかけあいながらの収録を行ったという。関は「花澤さんのほかには、石塚運昇さん(デスモンド・ルタガンダ役)ともかけあいで収録したので『今日はかわいい』『今日は怖い』と両極端』だった」そうだ。
本作の見どころとして、花澤は迫力の戦闘シーンを挙げ「『サイコパス』ならではの演出で、大画面で見たらきっともっと怖いんだろうなって……」と声を震わせた。関オススメのシーンは、オープニングまでの一連の流れだ。「密売組織を追い詰める中で、空に向けてパンナップしてからのタイトルイン、そしてオープニングという流れが格好いい。突入前のブリーフィングもしっかりと描かれていて、朱の成長もわかる。短時間に、人間関係や世界観など『サイコパス』のすべてが詰まっています」

関は、キャラクターの魅力について「どこへ行っても生きていける生命力の強さ。女の子に色目を使わない、モテる男の代表みたいな男なので憧れます」と回答しつつ「夜に朱と一緒に寝る場面では、寝付けなかったのか狡噛が目を開くんです。きっと、女の子との接点が少ない海外生活だったので、『女の子が寝てる』って考えるとムラムラして寝付けなかったんでしょう。そこをガマンできる男らしさもいい」とおどけてみせた。花澤はそんな関に「朱ちゃんの正義感や優しさが、第1期のころから大好き。『サイコパス2』以降、シビュラシステムに大きな影響を与えるなど、どんどん大きな存在になってしまっているのでちょっと心配です」と朱の未来を案じた。
また、自身が演じる以外の注目キャラクターについては、2人ともに宜野座伸元(CV:野島健児)を推す。「サイコパスファンの方が『待ってました!』と思うようなシーンがあるんです」という花澤に、関も「父親の死や狡噛の失踪を経験して、すっかり男らしくなっていた。冒頭のガサ入れシーンでは、ジェラシーを感じるくらい格好いい」とうなずいた。
最後に花澤が「『サイコパス』はゲームや小説など、勢いのある広がりを見せているので、これで終わったという実感がぜんぜんありません。来年も、まだまだ『サイコパス』は終わりません!」とファンに力強くメッセージを送ると、関も「来年も“メェ~一杯応援してくださいね”ということで。未(ひつじ)年だけに」と便乗して笑いをとった。
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