染谷将太&前田敦子、外国人記者の質問にも“ぶれない”映画愛「作品のためならば」
2015年1月9日 00:11
映画は、歌舞伎町のラブホテルを舞台に倦怠期を迎えたカップル、時効が迫った逃亡犯、風俗のスカウト、家出少女ら5組の男女が過ごす1日を丹念に描いている。外国人記者からの質問は、セックスシーンに関連したものに集中したが、廣木監督が丁寧に説明。ラブホテルでの撮影に際し、リサーチをしたかと問われたが「ピンク映画の監督をしていたから、リサーチというより映画を作ってきた場所で、僕としては苦労はなかった」と胸を張った。
また、染谷と前田には「2人の激しいセックスシーンを楽しみにしていたけれど、今後注文があったら?」と質問が投げかけられた。染谷が「台本を読んで、感動して、『これはやりたい!』と思ったらやります」と返すと、前田も「私も同じですね。私を作品の中で求めて頂けるのであれば。作品のためならば、全然抵抗はありません」と同調。ぶれることのない映画愛を見せつけた。
廣木監督は、キャストの魅力を熱く解説。染谷を「昔からすごく気になる俳優だった。雰囲気を消すことのできる不思議な役者」と称えれば、前田に対しても「AKB48をやっている時から、すごい強さとすごい弱さ、両極を持っている人だと思った。その両極が魅力。中間のない感じが僕は好きだし、すごく人間的でいいと思います」と明かしていた。
なお、元旦に女優の菊地凛子との入籍を発表した染谷は、「このたび結婚したのですが、これからもささいな幸せを大切にしたい。まだ子どもはいないんですが、家長として頑張ります」と決意をのぞかせた。
1月24日から全国で公開。