「アイアン・スカイ」続編、今回も1億円以上のカンパが集まる
2015年1月8日 17:50

[映画.com ニュース] 月の裏側に潜んでいたナチスがUFOの大群を率い地球を侵略するという大胆な設定で話題を呼んだSF映画「アイアン・スカイ」の続編「アイアン・スカイ:ザ・カミング・レース(原題)」が、米クラウドファンディングIndieGoGoで56万0949ドル(約6800万円)の資金調達に成功した。キャンペーンは今回で3回目となり、前作と同様、映画ファンからのカンパで合計100万ドル以上(約1.2億円)が集まった。
続編は、前作から20年後が舞台となる。地球で核戦争が勃発し、ナチスの月面基地は人類最後の避難場所になっていたという設定。人類の存亡をかけ地球の中心に向かったところ、そこではハ虫類に変身する種族“ブリル”と恐竜の大群との戦いが待ち受けており、人類誕生の真実の裏に隠された秘密が暴かれるというストーリーだ。冒険や発見に重点を置いた内容で、「『アイアン・スカイ』が、『ジュラシック・パーク』のサファリでインディ・ジョーンズに出合う」といったテイストを目指すという。
出資額に応じてさまざまな特典が受けられるが、昨年11月から2カ月にわたり行われた今回のキャンペーンでは、エキストラ出演できる権利が人気を呼んだ。月面基地の兵士や住民、恐竜から逃げる人々、“ブリル”などの役が200ドル(約2万4000円)から用意された。5000ドル(約60万円)でT-REXに食べられる役も含め、全部で325人分が用意されたが、すべて完売した。
現在プリプロダクション中で、4~9月にドイツ・ベルリン近郊で撮影する予定。前作のティモ・ブオレンソラ監督をはじめ、ユリア・ディーツェ、ステファニー・ポール、ウド・キアといったキャストが続投するほか、「悪魔の毒々モンスター」の監督ロイド・カウフマンやカナダ人俳優トム・グリーン、フィンランド人俳優カリ・ケトネンらが新たに加わる。2016年にベルリンとフィンランド・ヘルシンキとでプレミア上映が行われる。
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