優秀脚本を選定するブラックリスト賞が発表
2014年12月22日 21:05

[映画.com ニュース] ハリウッドで映画化が実現していない優秀脚本を選定するブラックリスト賞が、このほど発表された。
ブラックリスト賞は、スタジオ重役やエージェントなど、日常的に映画脚本を読む立場にある業界関係者が投票する脚本のランキングで、2005年にスタート。ブラックリスト賞に名前が挙げられた脚本のうち、これまで200本以上の映画化が実現しており、「スラムドッグ$ミリオネア」「アルゴ」「英国王のスピーチ」といったアカデミー賞作品も、ブラックリスト賞を受賞した過去を持つ。
10回目を迎えた今年のブラックリスト賞では、250人の業界関係者が映画化が実現していないお気に入りの脚本に投票。最多51票を獲得したのは脚本家兼プロデューサーのクリスティーナ・ローレン・アンダーソンの「キャサリン・ザ・グレート(原題)」。18世紀のロシアの女帝エカテリーナ2世を題材にしたしたものだという。果たしてこの作品が映画化されることになるのか、注目が集まる。
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