A・ハサウェイが「プラダを着た悪魔」製作陣と再タッグ「ブルックリンの恋人たち」公開
2014年12月16日 09:00
[映画.com ニュース]オスカー女優アン・ハサウェイ主演、ハサウェイの出世作「プラダを着た悪魔」(2006)のスタッフが9年ぶりに結集した映画「ブルックリンの恋人たち」の公開が2015年3月に決定し、予告編がお披露目された。ニューヨークを舞台に、音楽を通して描く切ないラブストーリーを予感させる仕上がりだ。
博士号修得のためモロッコで暮らすフラニーは、弟が事故で昏睡状態に陥ったと連絡を受け、急きょ家族が暮らすニューヨークへと戻ってくる。大学を中退しミュージシャンを志望する弟に反対していたフラニーは、弟の意識が戻る可能性は低いと医者に聞かされ動揺する。ある日、弟が通っていたライブハウスで、ミュージシャンのジェームスと出会い、ふたりは音楽を通してひかれ合っていく。
「プラダを着た悪魔」で監督アシスタントを務めた、ケイト・バーカー=フロイランドの監督デビュー作で、フラニーをハサウェイ、弟のヘンリーをベン・ローゼンフィールド、ジェームスをジョニー・フリンが演じる。
脚本にほれ込み、主演のみならずプロデューサーも務めたハサウェイは「元々製作に興味があって、ジョナサン・デミにそのことを打ち明けたんです。その時彼がちょうど手掛けようとしていたこのラブストーリーと私を引き会わせてくれたんです。脚本はとても美しくて、すぐに夢中になりましたし、音楽を書き下ろしてくれるのにぴったりなミュージシャンも、きっと見つけ出せると思いました。この作品こそ、私が本当にやりたいことなんだと確信しました」とコメントを寄せている。
「ブルックリンの恋人たち」は3月13日から六本木ヒルズほか全国公開。
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