染谷が深津が…「寄生獣」初日に山崎貴監督へ完結編仕上げの催促
2014年11月29日 14:20

[映画.com ニュース] 累計発行部数1300万部を誇る岩明均氏の伝説的な漫画を山崎貴監督が2部作で映画化する「寄生獣」が11月29日、全国418スクリーンで封切られた。山崎監督をはじめ主演の染谷将太、深津絵里、橋本愛、東出昌大、余貴美子は、東京・TOHOシネマズスカラ座での舞台挨拶に出席した。
約5カ月間にわたる撮影で“座長”を務めた染谷は、満席の客席を見わたし「本当に本当に、長い長い戦いだった。公開初日を、心から幸せに思っています」と安堵の表情。人間の脳を乗っ取り、肉体を操る謎の寄生生物ミギーと共生することになった高校生・泉新一(染谷)の数奇な運命を描いた今作。撮了後は「“ミギーロス”になった」そうで、「ミギーのおもちゃを買い占めたり、ネットで大人買いしたり……。主演なんだから、もらえよ! と思ったりもしました」と充実した面持ちで語った。
今作の映画化を熱望し、思いが結実した山崎監督は「初日はやっぱり、どのくらいお客さんが来てくれるんだろうって気になっちゃいますね。昨日の夜もいろんな劇場の座席表を見ちゃって。遠足の前の日状態でした」と告白。それでも、場内からの拍手に耳を傾け「いやあ、感無量です。ただ、後編のCGがまだ何も出来ていないのですが」と笑みを浮かべた。
すると、本編の感想を聞かれた染谷が「早く完結編見せろよ! って気分になりますね。監督、楽しみにしていますね」とプレッシャーをかけ、田宮良子役の深津も「後編の田宮は、さらに顔が割れていると思います」とニッコリ。これには山崎監督も、「深津さんの顔が割れるカットを色々と作らないといけない」とつぶやいていた。
その後も、登壇陣で唯一パラサイトに寄生されなかった橋本が「私も顔が割れてみたかった。右手だって……、やってみたかった。(DVDの)メイキングとか、特典映像とかでどうですか?」とおねだり。「こんな事になるとは思っていなかった」とぼやきいた山崎監督だったが、後編の見どころについては「もっとすごい事になると思う。大変ですよ。ものすごい敵がいっぱい出てきて、染谷がえらい目に遭いますから!」とアピールを忘れなかった。
「寄生獣 完結編」は、2015年4月25日から全国で公開。
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