斎藤工、「西遊記」日本語版に自信!「オリジナルより吹き替えの方が面白い」
2014年11月4日 21:50

[映画.com ニュース] アクション大作「西遊記 はじまりのはじまり」の日本語吹き替え版完成披露試写会が11月4日、都内で開催され、ボイスキャストを務めた斎藤工、貫地谷しほり、山寺宏一、「ハリセンボン」の近藤春菜&箕輪はるかが、役柄をイメージした衣裳で舞台挨拶に登壇した。
「少林サッカー」「カンフーハッスル」のチャウ・シンチー監督の最新作。“妖怪ハンター”だった玄奘(げんじょう)がなぜ三蔵法師として天竺に向かうことになったのかに迫り、孫悟空、猪八戒、沙悟浄らと出会うきっかけとなる前日譚(たん)をオリジナルストーリーで描く。
紫色の僧衣に身を包んだ斎藤は「これを着るのは、今日が最初で最後でしょうね」とニッコリ。初の映画吹き替えとして玄奘役を務めたが「初めての挑戦で不安でいっぱいでした。周りの声優の方もものすごく豪華で、(自分が演じると)素人っぽさが際立つんじゃないかと思いましたが、選んだ方の責任なので楽しもうと思ってやりました」と振り返る。仕上がりに対するかなりの手応えを感じさせ、「後悔させない。ライバルはオリジナル版で、吹き替えの方が面白いという自信があります」との強気な発言も飛び出した。
貫地谷は、人気女優スー・チーが演じた玄奘に恋する妖怪ハンターの女頭領を担当したが、今回のオファーについて「ついに来たか! と思いました。(声優に)挑戦したくてしたくてたまらなかったんです。チャウ・シンチーのファンでもあったので、メチャクチャ嬉しかったです!」と喜びを語った。孫悟空役の山寺は「ドリフターズの孫悟空、堺正章さん出演の『西遊記』も大好きで孫悟空に憧れていたので、53歳にしてこの格好ができて嬉しい!」とハイテンション。これまでの監督作とは異なり、シンチー監督は俳優として出演していないが、数々の出演作でシンチーの吹き替えを担当してきただけに感激しきりだった。
「ハリセンボン」は、猪八戒と沙悟浄の衣裳で登場。太って見せるために肉じゅばんまで着込んだ近藤は「地じゃねーよ!」とブチ切れて会場をわかせる。「『豚じゃねーよ』『カッパじゃねーよ』と否定し続けてきたけど、本家に認めてもらえた」と喜びを語った2人だが、「声優のオファーをもらってからずっと連絡がなく、まだ声を録ってない」と告白。実は、猪八戒と沙悟浄は劇中でセリフがなく、2人の起用は声優ではなく「イメージキャラクター」だったことが明かされ、初めて知らされた2人はあ然としていた。
「西遊記 はじまりのはじまり」は、11月21日から全国公開。
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