宮沢りえ主演「紙の月」が東京国際映画祭観客賞を受賞!
2014年10月31日 13:02

[映画.com ニュース]宮沢りえ主演の「紙の月」が10月31日、第27回東京国際映画祭観客賞を受賞し、吉田大八監督が授賞式に出席した。コンペティション部門に唯一の日本映画として出品された本作が、世界中から厳選された15作品の中で最も観客の支持を得た作品となった。
晴れやかな笑顔で登場した吉田監督は、開口一番「当てが外れた方がいらっしゃったらごめんなさい(笑)」と茶目っ気たっぷりに挨拶し、「でも何を見るかわからないところにやってきて出会ってしまうのも、映画祭ならでは。皆さんにとって記憶に残る『紙の月』との出会いになればいいなと思います」と語りかけた。11月からの全国公開に向けて「このような賞を幸先よく頂きまして、スタッフキャスト一同感激しております。ありがとうございました」とコメントした。
直木賞作家・角田光代氏の同名ベストセラー小説を、「桐島、部活やめるってよ」で第36回日本アカデミー賞で最優秀作品賞、最優秀監督賞、最優秀編集賞の3部門を受賞した新鋭、吉田監督で映画化した。銀行の契約社員としてまっとうな人生を送っていた主人公・梅澤梨花(宮沢)が、大学生(池松壮亮)と不倫関係になり派手なデートを繰り返すうち、勤務先の銀行で顧客の金に手をつけ、ついには巨額の横領犯にまで堕ちてしまう姿をスリリングに描く。
「紙の月」は11月15日から全国で公開。東京国際映画祭は10月31日まで開催。
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