イレーヌ・ジャコブ「ふたりのベロニカ」撮影時を述懐
2014年10月17日 20:10

[映画.com ニュース] 京都国際映画祭でモスト・リスペクトin Paris賞を受賞した仏女優イレーヌ・ジャコブが10月17日、イオンシネマ京都桂川で主演作「ふたりのベロニカ」の公式上映に際し、舞台挨拶に立った。
「トリコロール」3部作で知られる、ポーランドの巨匠クシシュトフ・キエシロフスキー監督が1991年に製作した(日本公開は92年)今作は、第44回カンヌ映画祭コンペティション部門に選出。ジャコブは、主演女優賞に輝いている。当時を振り返り、「素晴らしい経験をしました。愛を込めた、素晴らしい反応を頂いたのです」と目を輝かせた。
映画は、同日同刻に生まれ、同じ名前と顔を持つ2人の女性が主人公。ポーランドとパリに住む2人のベロニカは、それぞれの人生を送りながらも互いの存在を感じていた……という設定だ。
ジャコブは、キエシロフスキー監督と初めて対面した時のことを「ある日の午後、撮影カメラマンやスタッフを引き連れてやって来て、役の説明をしてくれたんです。そして後日、3時間の面接を受けました」と述懐。そして、「監督から『あなたの出来ることはよく分かりました。出来ないこともよく分かりました』と言ってくれたんです」と思いを馳せていた。
京都国際映画祭は、19日まで。
フォトギャラリー
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)