宮沢りえ「猫的な女優になりたい」と希望
2014年10月16日 21:36

[映画.com ニュース] 累計発行部数80万部を記録し、2008年に映画化された大島弓子氏の自伝的エッセイ漫画をドラマ化した、WOWOW連続ドラマW「グーグーだって猫である」の会見が10月16日、東京・丸ビルホールで行われ、主演の宮沢りえ、長塚圭史、犬童一心監督が出席した。映画版でもメガホンをとった犬童監督は「映画を撮ったこと、原作の連載が終わったことで、今回のドラマの方がアプローチがはっきりしている」と手ごたえを見せた。
宮沢は、主人公・麻子を演じる上で「天才的、本当に素晴らしい漫画をお描きになる方」とモデルとなった原作者・大島氏の才能に言及し、「麻子のものを生み出す苦悩の部分と、すべてのものに興味があるキラキラした部分、両方をちゃんと出せたらいいなと思っていた」と尊敬の念を込めて語った。
また、麻子の担当編集者で良き理解者である大森を演じた長塚は、「現実では起こりえないことがちょっと起こる。それが麻子に訪れる切実なことをスッと救い上げてくれて、前に一歩進めるような気にさせてくれる要素が必ずある。愛情の深い本だなあと思いました」と脚本の素晴らしさに感服した様子を見せていた。
また犬童監督は、グーグーをはじめ、本作に登場する猫たちの演技について「犬を撮るより猫を撮る方が気楽。犬はできるものとして期待されてるから、できないと雰囲気が悪くなっちゃう。でも猫はできなくても、みんなただ見てる。『猫だし』って(笑)。逆にできると『お前すごいじゃん』ってなる」と持論を展開。それを聞いた宮沢が「猫的な女優になりたいなって思いました(笑)」とおどけてみせると、犬童監督は「宮沢さんは本番中でも自由で、このままどっか行っちゃいそうな感じが常にあって、記録するのが楽しい」と“猫女優”として太鼓判を押していた。
「グーグーだって猫である」は、愛猫のサバの他界以来スランプに陥った、東京・吉祥寺に暮らす漫画家の麻子(宮沢)と病気の子ネコとの出会いと、穏やかな生活を描く。10月18日から毎週土曜夜10時放送。
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