エアギター名倉七海、拓郎カバーでデビュー
2014年10月13日 21:30
[映画.com ニュース] 話題の“かわいすぎるエアギター世界チャンピオン”名倉七海がこのほど、東京・渋谷REXで凱旋会見&ライブを行った。
フォーライフミュージックエンタテイメントから11月26日に、吉田拓郎をカバーしたシングル「こうき心」でソロ歌手デビューが決まった19歳。「たくさんの人に名倉七海を知ってもらって、紅白に出たい。拓郎さんとも共演できたら」と夢を膨らませた。
今年4月に解散した5人組エアギターアイドル“テレパシー”のメンバーだった。世界一の公約を諦めず7月にエアギター日本チャンピオンになり、8月29日にフィンランドで行われた「2014年エアギター世界選手権」に出場、史上最年少、日本人として7年ぶりの優勝を果たした。その容姿もあいまって一躍時の人になった。
優勝から約1カ月。「だんだん実感が沸いてきた。たくさん番組に呼んでもらい、取材していただき、連絡を取っていなかった友だちからもおめでとうと。本当に優勝したんだな」と喜びを報告した。和服ドレス姿で「サムライガールになりきった」世界一のエアギターパフォーマンスを再現。激しいロックに乗せ、三船敏郎“七人斬り”や独自必殺技“ナナバウアー”で魅了した。
今後について「エアギタリストとしても、歌手としても、両立して頑張っていきたい」と意気込んだ。エアギターで世界2連覇を目指す一方、ソロ歌手では“リアル”ギターに挑戦。デビュー曲「こうき心」は、拓郎の70年デビューアルバム「よしだたくろう 青春の詩」B面収録曲を、弾き語りでカバーする。この日の凱旋ライブは、シンガーとしての初ライブにもなった。
「街を出てみよう」「話をしてみよう」などと、新たな自分をうながす歌詞。名倉は「テレパシーが解散して一人になったとき、うじうじせず前へ歩いて行こうと、背中を押してもらった」と同曲への思いを語り、デビューに向け「新しい世界にどんどん飛び込んで、新しい自分を知って、自分にしか出せない色や思いをたくさんの人に届けていきたい」と決意を込めた。(文化通信)