クエンティン・タランティーノ監督の新作西部劇、ヒロインが52歳のベテランに決定
2014年10月11日 12:00
[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督が、新作「The Hateful Eight(原題)」に52歳のベテラン女優ジェニファー・ジェイソン・リー(「バックドラフト」「ルームメイト」「マシニスト」)を起用したと、米Wrapが報じた。
「The Hateful Eight(原題)」は、南北戦争後の雪深いワイオミング州を舞台に、吹雪で立ち往生した賞金稼ぎのライバル2人、女囚人、地元保安官といった人物たちの緊張関係を描く群像西部劇だ。このうち、殺人罪で絞首刑を言い渡された女囚人デイジー・ドマーグ役には、ミシェル・ウィリアムズ、ヒラリー・スワンク、ロビン・ライト、デミ・ムーアといったハリウッドの大物女優たちが名乗りをあげていたようで、ジェニファー・ローレンスが出演交渉中との噂もあったが、リーがこの役どころに決定した。
ほかに、サミュエル・L・ジャクソン、カート・ラッセル、ティム・ロス、ブルース・ダーン、マイケル・マドセン、ウォルトン・ゴギンズ、デニス・メノシェ、ジェームズ・レマー、ジェームズ・パークス、デイナ・グーリエ、ゾーイ・ベルといった、タランティーノ作品の常連たちが顔をそろえる。
「The Hateful Eight(原題)」は今年12月に米コロラド州でクランクイン、2015年全米公開の予定。