「ジャージー・ボーイズ」を締めくくるエンドロール映像が日本限定で公開!
2014年10月10日 18:00
[映画.com ニュース] 「許されざる者」「ミリオンダラー・ベイビー」の巨匠クリント・イーストウッド監督の最新作「ジャージー・ボーイズ」(公開中)で、“ザ・フォー・シーズンズ”の真実を描くヒューマンドラマのラストに相応しい華やかなエンドロール映像が、このほど日本限定で公開された。
1960年代に世界中で絶大な人気を誇った4人組の米ポップスグループの栄光と挫折を描いた同作は、トニー賞4部門受賞の大ヒットブロードウェイミュージカルが原案。イーストウッド監督は「ミュージカルなら、カーテンコールで全員が出てきて拍手に応えるが、映画では普通はやらない。そこで俳優たちが、ザ・フォー・シーズンズの大ヒット曲に合わせて歌い踊るという、華やかに終わらせるシーンを思いついたんだ」というアイデアに基づいてエンドロール映像を撮影。フランキー・バリ(ジョン・ロイド・ヤング)ら4人を中心に、本編のさまざまなキャラクターが再登場し、すべてのわだかまりから解放されるような笑顔に包まれる同映像が完成した。
イーストウッド監督は、「みんな、大いに楽しんでくれたよ。クリストファー・ウォーケンまでタップを踏んでるんだ(笑)」と楽しそうに振り返っている。
「ジャージー・ボーイズ」は、「ここから抜け出すには、軍に入るかギャングになるしかない」といわれたニュージャージーの貧しい町から、類いまれなる歌声・ハーモニーと作曲の才能を武器に、スターダムの階段を駆け上がった4人の若者たちの姿を描く。数々の名曲とともに、喜びと悲しみが入り交じった人生というものが浮き彫りにされ、誰もが知る「君の瞳に恋してる(Can't Take My Eyes Off You)」誕生の影には、最愛の家族を失う絶望の果てからの復活があったという秘話も語られる。現在公開中。