笑福亭鶴瓶、吉永小百合をめぐって阿部寛にライバル心?
2014年9月17日 07:05

[映画.com ニュース] 第38回モントリオール世界映画祭で2冠を達成した「ふしぎな岬の物語」のジャパンプレミアが9月16日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主演を務める吉永小百合をはじめ、阿部寛、竹内結子、笑福亭鶴瓶、笹野高史、成島出監督が出席。本作で初プロデュースも手がけた吉永が「皆さんに直接お手紙を差し上げて、出演をお願いした」と明かすと、阿部は「僕は計5通もいただいた」。これに対し、鶴瓶は「僕は3通だったけど、ペンももらった」とライバル心を燃やし、約1000人の来場者を笑わせていた。
また、竹内のもとにも吉永からの手紙が届いたといい「本当にうれしかったし、(出演を)断る理由なんてないですよ。直筆の手紙をいただいたからには、額縁を買いに行かなきゃと」と喜びを述懐。吉永も「結子ちゃんの映画は『ストロベリーナイト』とか見ていて、格好いいなと思っていた。いつも主演をやっているけど、何とか出てほしいと願っていた」と初共演に感激した様子だった。
吉永が自ら企画から立ち上げ、森沢明夫の小説「虹の岬の喫茶店」を映画化したヒューマンドラマ。岬の喫茶店を経営する女主人(吉永)と、そこに集う人々の悲喜こもごもを描き、原作のモチーフとなっている喫茶店が実在する千葉県明鐘岬を中心にロケが行われた。
ジャパンプレミアには、本作のために日本のフォークシーンを代表する杉田二郎、堀内孝雄、ばんばひろふみ、高山厳、因幡晃の5人が結成した新ユニット「ブラザーズ5」が登場し、劇中歌「入っておいで この里に」を熱唱。また、ギタリストの村治佳織が駆けつけ、メインテーマ曲「望郷」を生演奏した。村治の本作への参加が念願だったという吉永は、「佳織さんの演奏で、映画が終わるのが夢だった。ギターって、映画に合うんですよ」とうれしそうに話していた。
「ふしぎな岬の物語」は10月11日から全国で公開。
フォトギャラリー
関連ニュース
「てっぺんの向こうにあなたがいる」あらすじ・概要・評論まとめ ~日本が生んだ世界的な登山家・田部井淳子の素顔を温かい視線で描く~【おすすめの注目映画】
2025年10月30日 08:30
映画.com注目特集をチェック
人生にぶっ刺さる一本
【すべての瞬間が魂に突き刺さる】どうしようもなく心が動き、打ち震えるほどの体験が待っている
提供:ディズニー
ブルーボーイ事件
【日本で実際に起きた“衝撃事件”を映画化】鑑賞後、あなたは“幸せ”の本当の意味を知る――
提供:KDDI
プレデター バッドランド
【ヤバすぎる世界へようこそ】“最弱”ד下半身を失ったアンドロイド”=非常識なまでの“面白さと感動”
提供:ディズニー
あまりにも凄すぎた
【“日本の暗部”に切り込んだ圧倒的衝撃作】これはフィクションかノンフィクションか?
提供:アニモプロデュース
盤上の向日葵
【「国宝」の次に観るべき極上日本映画に…】本作を推す! 壮絶な演技対決、至極のミステリー、圧巻ラスト
提供:松竹
てっぺんの向こうにあなたがいる
【世界が絶賛の日本映画、ついに公開】“胸に響く感動”に賞賛続々…きっとあなたの“大切な1本”になる
提供:キノフィルムズ