「騒音」で監督デビューの関根勤、村松利史&酒井敏也の不仲説を暴露!?
2014年9月14日 20:30
[映画.com ニュース] 関根勤の初監督作「騒音 THE FIVE OYAJI」が9月14日、東京・台東区で開催されている第7回「したまちコメディ映画祭in台東」で上映された。この日、関根監督は会場となった東京・上野の不忍池水上音楽堂で、出演の温水洋一とともに「関根勤100の名作映画を語る」と題したトークショーに臨んだ。
3人の冴えない中年オヤジが、人類を襲い始めた地底人に立ち向かうという、関根監督いわく「くだらない」ストーリー。主演は、関根監督が出演を熱望し、初めて3人で共演するという温水、村松利史、酒井敏也。明石家さんまやタモリといった大物ゲストのほか、実娘・関根麻里も出演している。
本作は、関根監督がMCを務めるチャンネルNECO「映画ちゃん」の企画から始動。関根監督は製作経緯を「お金が集まらないので、ぽしゃるなと思っていた。長い1年間のコントだと思っていた。そうしたら、うち(浅井企画)の社長が、『関根君、映画撮るんだって? 俺が(予算を)出す!』。一気に集まっちゃって」と告白し、会場の笑いを誘った。
また、イベントではプライベートで見に来ていたという村松が登壇。関根監督が、「村松さんと酒井さんがちょっと仲悪かった。ジョークですけど、酒井さんが、村松さんが何かやっていると『死ねばいいのに、あんなオヤジになりたくない』(と言っていた)」と不仲説を暴露していたことに触れ、村松は「仲悪くないんですよ! シャレにならないですよ!」とおどけてみせ、観客を喜ばせた。
本編には名作映画・ドラマのオマージュを100個盛り込んだという。関根監督自らオマージュ作品を解説。「悪魔の毒々モンスター」「生きる」「フルメタル・ジャケット」「イングロリアス・バスターズ」「キル・ビル」「サボテン・ブラザーズ」や、海外ドラマからは「CSI:科学捜査班」シリーズといった作品群に、会場は大盛り上がりだった。
「騒音 THE FIVE OYAJI」は、2015年に公開予定。なお、本イベントの模様は、チャンネルNECO「映画ちゃん」で10月19日午後5時から放送される。