「NY心霊捜査官」原作者が悪魔ばらいを行うドキュメンタリー映像公開
2014年9月12日 13:00

[映画.com ニュース] エリック・バナ主演のオカルトサスペンス「NY心霊捜査官」の原作者で、ニューヨーク市警元巡査部長ラルフ・サーキ氏のドキュメンタリー映像を、映画.comが入手した。
「NY心霊捜査官」は、サーキ氏の手記「エクソシスト・コップ NY心霊事件ファイル」を基に、実際に体験した不可解で恐ろしい出来事を映像化したもの。サーキ氏は18年勤務したニューヨーク市警を退職し、現在は悪魔学者として活動しているが、同作では深夜のパトロール勤務をしていた現役時代に遭遇した事件を描いている。今回公開された映像は、サーキ氏と共に現場に同行した時の様子、娘や母親、ビジネスパートナーのインタビュー、彼の活動を伝える地方ニュース、そして過去に行った悪魔ばらいの儀式などで構成されている。
1980年から90年代にかけて、ニューヨークで最も危険なスラム街で働いていたというサーキ氏だが、「警官のときは2次的な悪と戦っている。悪魔学者のときは悪の根源と戦うことになる」と断言。聖水・お香・清めの塩・十字架などの道具を常備し、キリスト教の教義や教令法に精通しているという相棒のマーク・スタビンスキ氏と共に、依頼主の声に熱心に耳を傾ける姿も映し出される。また、犯罪者と悪魔の表情を比較するなど、元警官ならではの視点で持論を述べるほか、自らがモデルとなった映画を「楽しめるが恐ろしい作品だ」と語っている。
「NY心霊捜査官」は「パイレーツ・オブ・カリビアン」シリーズのジェリー・ブラッカイマーがプロデュース、「エミリー・ローズ」のスコット・デリクソンが監督を務める。サーキ(バナ)と共に悪魔ばらいを行うメンドーサ神父役には「ゼロ・ダーク・サーティ」のエドガー・ラミレスが扮している。9月20日から全国公開。
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