井上真央、大河ドラマ「花燃ゆ」は「幕末版『男はつらいよ』みたい」
2014年9月11日 14:52

[映画.com ニュース]女優の井上真央が9月11日、主演を務める2015(平成27)年放送のNHK大河ドラマ「花燃ゆ」のスタジオ収録を東京・成城の東宝スタジオで行い、共演の大沢たかお、長塚京三、檀ふみ、原田泰造、久保田磨希、奥田瑛二とともに会見した。
井上は、幕末に活躍する多くの門下生を輩出した松下村塾の塾長・吉田松陰の妹・杉文(すぎ・ふみ)を演じる。8月に山口・萩でクランクインし、長崎や都内近郊でのロケを経て、9月2日からスタジオ収録に入った。この日は松下村塾のセットを見わたしながら「とっても贅沢なセットの中で撮影させていただいております。これから杉家にいろいろな方が門をたたいてきます。私が成長していく姿を多くの方に見ていただきたいです」とほほ笑んだ。
父・百合之助役の長塚、母・滝役の檀とも息はぴったりの様子で、「父はとっても働き者で、いつも畑にいて本を読みながら働いている。母はおおらかで、いつも母を和ませてくれる存在」と最敬礼。松蔭の幼名・寅次郎に絡めて、「この家族は松蔭に毎回振り回されているんです。幕末版『男はつらいよ』みたいな感じなんです。そんな家族を見て、皆さんにもほっこりして頂きたい」と語り、登壇陣を和ませた。
また、幼い松蔭を鍛え上げた兵学者・玉木文之進に扮する奥田は、文の幼年時代を演じた子役にビンタするシーンがあるという。「フェイクでやればいいんだろうが、リアリティを追求するあまり、本番一発だけ思い切りたたきました。歯を食いしばって見上げた目に涙が浮かんで、『ああ、いい芝居をするなあ』と思ったら、カットがかかってからセットの隅で泣いていた。親にもたたかれたことがないというのに、人生最初の男になってしまった」と真しな眼差(まなざ)しで明かした。
大島里美と宮村優子が脚本を手がける今作は、文(のちの美和子)が久坂玄瑞の妻となり、激動の長州藩の運命に翻ろうされながら、新たな時代へと松蔭の志を引き継いでいく姿を描く。
「花燃ゆ」は、2015年1月4日から放送。
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