「寄生獣」深津絵里&東出昌大、顔割れ“パラサイト”ビジュアル初公開!
2014年9月9日 05:00
[映画.com ニュース] 染谷将太主演、山崎貴監督で岩明均氏の人気漫画を2部作で実写映画化する「寄生獣」「寄生獣 完結編」の新予告編が、9月13日から全国の劇場で上映される。この予告編で、かねて注目されていた“パラサイト”のビジュアルが初公開されるが、映画.comではいち早く深津絵里扮する田宮良子、東出昌大演じる島田秀雄の“顔割れ”画像を入手した。
新予告編では、主人公・新一の通う高校へ教師として赴任してくるパラサイト・田宮の顔が割れる衝撃的なカットが登場。さらに、謎の転校生・島田の顔が割れてパラサイトに変身し、新一&ミギーと死闘を繰り広げるシーンも収録されている。
この映像を見た深津は、「自分で言うのもなんですが……、すごく似合う(笑)。それもこれも監督をはじめ、CGチームの皆さんの寝ずの作業と素晴らしいセンスのおかげです」と大満足の様子。それでも、「これはほんの一部分にしか過ぎません。続きは劇場で!!」とさらなる期待感をあおっている。
一方の東出は、「自分の頭が割れるのを見ても、そんなに驚きはなかったです。昔から原作を読んでいたので、この姿を想像しながら演じていましたが、『白目になった』って一瞬ビックリしましたね(笑)」と振り返る。そして「監督が原作に忠実に作られているので、大好きな原作を読んでいた時からのイメージ通りでした。実写化する意味はここにあると思うし、原作を殺すことなく、新しい要素が付け加えられているので、今から作品の完成を見るのが本当に楽しみです」とコメントを寄せた。
累計発行部数1100万部を突破する原作は、月刊アフタヌーン(講談社刊)に1990年1月号~95年2月号に連載されていたSF漫画。正体不明の生物「パラサイト」が人間の脳に寄生し、全身を支配してしまうという設定。主人公の新一は、右腕に宿ったパラサイト「ミギー」と共生しながら、ほかの寄生獣たちとの戦いや別れを経験し、成長していく。
映画には染谷、深津、東出のほか、阿部サダヲがパフォーマンスキャプチャー撮影に挑んでミギーを演じていることでも大きな話題を呼んでいる。さらに、橋本愛、大森南朋、北村一輝、余貴美子、ピエール瀧、新井浩文、國村隼、浅野忠信という豪華キャストが出演している。