石井裕也監督×妻夫木聡主演「バンクーバーの朝日」カナダで世界初披露
2014年9月4日 08:00

[映画.com ニュース] 戦前のカナダで活躍した日系移民の野球チーム「バンクーバー朝日軍」を描いた石井裕也監督作「バンクーバーの朝日」が、9月25日に開幕する第33回バンクーバー国際映画祭で世界初披露されることが決定した。主演を務めた妻夫木聡は、「映画の舞台でもあるバンクーバーでこの作品が世界で一番初めに上映されることに、とても感激しています。むしろ、運命的なものを感じています。現地の方々に、朝日軍の持っていた誇りを感じてもらいたいです」と喜びのコメントを寄せた。
本作が正式出品されるのは、特別招待作品(ガラ・プレゼンテーション)部門。石井監督をはじめ、妻夫木、共演者の亀梨和也が現地を訪れ、レッドカーペット&ワールドプレミア上映に出席することも発表された。石井監督は、「朝日軍の姿や当時存在していた日本人街の光景は、きっとバンクーバーの方々の目にも新鮮に映るはずです。当時のカナダ人たちは朝日のプレーに熱中していたそうです。それと同じように映画も楽しんでいただければ幸いです」語っている。
石井監督にとってバンクーバー国際映画祭はなじみのある映画祭。長編第1作「剥き出しにっぽん」(2007)をはじめ、「川の底からこんにちは」(10)、「ハラがコレなんで」(11)、「舟を編む」(13)の4作が、最新のアジア映画を紹介する「ドラゴン&タイガー部門」に出品されており、「ハラがコレなんで」はワールド・ガラでも上映された。5度目の出品となる本作は、バンクーバーを舞台にした作品であることからも注目を集めることは必至だ。
戦前のカナダ・バンクーバーで、差別や貧困の中にあってもフェアプレーの精神でひたむきに戦い抜き、日系移民に勇気や誇り、希望を与え、白人社会からも賞賛と人気を勝ち得た野球チーム「バンクーバー朝日」の実際の記録をもとに、戦前の日系移民たちのドラマを描く。日本では、12月20日から全国公開される。
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