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庵野秀明監督、特集上映に「ありがたい」 ジブリ鈴木氏が後継者に指名

2014年8月26日 18:06

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(左から)ハリー杉山、庵野秀明監督、岡本あずさ
(左から)ハリー杉山、庵野秀明監督、岡本あずさ

[映画.com ニュース] 第27回東京国際映画祭の第1回記者会見が8月26日、東京・六本木アカデミーヒルズで行われ、特集上映「庵野秀明の世界」で上映される作品ラインナップが発表された。庵野秀明監督も駆けつけ、「恥ずかしいですけど、作品を見直し、根っこの部分は変わっていないと感じた。結構面白いものを作ってきたなと再発見した。ありがたいです」と感無量の面持ちだった。

学生時代に自主制作した短編に始まり、原画を担当した「超時空要塞マクロス」(1982)、「風の谷のナウシカ」(84)、「火垂るの墓」(88)、監督を務めたOVA「トップをねらえ!」(88)、95年に社会現象を巻き起こした「新世紀エヴァンゲリオン」全話とその後、劇場公開された「新世紀エヴァンゲリオン劇場版 DEATH(TRUE)2/Air/まごころを、君に」(98)、実写作品に取り組んだ「ラブ&ポップ」(98)、「式日」(00)、「キューティーハニー」(04)、完結が待たれる「ヱヴァンゲリヲン新劇場版」3作品など、全編・抜粋を含めて計42タイトルが上映される。

バラエティに富んだ作品群に、庵野監督本人も「それにしても、いろんなことをやっていますね」と驚きの表情。転機となった「新世紀エヴァンゲリオン」について、「最初はまともなロボットアニメだったのに、だんだん妙な方向におかしくなって(笑)。若かったですね。30代じゃないと、あんなことできない」と舞台裏を振り返った。

会見後には、今回の特別上映を発案したというスタジオジブリの鈴木敏夫氏も登場し、庵野監督とツーショットで取材に応じ「宮崎駿が引退した後、日本のアニメは庵野がけん引していく。今、作家として取り上げるなら、庵野しかいない」と断言。当の庵野監督は「何だか、ひと区切りさせられちゃった感じですが、鈴木さんにはいろいろお世話になっているので……」と照れ笑いを見せた。

昨年度から同映画祭のディレクター・ジェネラルを務める椎名保氏は「作品重視の映画祭をコンセプトに、映画祭の知名度、認知度をより高めたい」と宣言。「国内外のクリエイターが東京を目指し出品し、国内外での評価とビジネス的成功をもたらし、(映画祭の)ブランド力を上げて、より良質な作品が映画祭にやって来るという好循環を生み出したい」と抱負を語った。また、同映画祭の事務局長・都島信成氏が会場の拡大、アニメーションへの注力、歌舞伎座特別上映イベント、アジア映画の発信強化、若手の育成という5つの新たな取り組みを説明した。

会見では若い世代に映画祭の魅力を伝える「フェスティバル・ナビゲーター」に岡本あずさ、ハリー杉山が起用されることも発表された。なお、コンペティション作品、特別招待作品などの上映ラインナップは、9月30日に開催される第2回記者会見で明らかになる予定だ。

オープニング作品はウォルト・ディズニーの最新作「ベイマックス」(12月20日公開)。クロージング作品には山崎貴監督の最新作「寄生獣」(11月29日公開)が選出されている。両作品とも世界最速でのお披露目で、「ベイマックス」に関してはディズニー作品史上初めて、日本でワールドプレミアを迎える貴重な機会となり、製作総指揮に立つジョン・ラセターの来日も決定した。

第27回東京国際映画祭は10月23~31日、六本木ヒルズ、TOHOシネマズ日本橋ほかで開催。

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