上白石萌音、松井珠理奈&武藤十夢との方言ラップ「きついっしょ」がサントラに収録
2014年8月18日 05:00
[映画.com ニュース] 周防正行監督最新作「舞妓はレディ」の劇中に登場する楽曲すべてを収録する「『舞妓はレディ』ミュージカル・ソングス&サウンドトラック・コレクション」の発売が決定した。本作は主要キャストのミュージカルシーンがふんだんに盛り込まれており、主演の上白石萌音ほか、長谷川博己、富司純子、草刈民代、竹中直人、高嶋政宏、妻夫木聡ら豪華な面々が歌と踊りを披露している。
舞妓がひとりしかいなくなってしまった京都の小さな花街に、どうしても舞妓になりたいという少女・春子(上白石)が現れる。最初は断られた春子だが、京野(長谷川)の取り計らいで見習いとして働くことに。花街の厳しいしきたりや稽古、慣れない言葉づかいに苦闘する中で、ある日春子は声が出なくなってしまう。「Shall We ダンス?(1996)」の周防監督が20年温めてきた「舞妓」をモチーフに、少女の挫折と成長を描くエンタテインメント作。
サントラには、劇中使用楽曲のほか、本編に登場しない楽曲を含めた全28曲が収められている。800人超のオーディションから抜てきされ、周防監督も「類い稀な歌唱力、存在感」と絶賛する上白石の歌声にも注目が集まる。上白石がアルバイト舞妓役のSKE48松井珠理奈とAKB48武藤十夢とともに歌う、劇中には登場しない異色の方言ラップ「きついっしょ」や、映画スター・赤木裕一郎に扮する妻夫木が「愛と誠」(12)以来に挑戦したミュージカル曲「Moonlight」も収録。作品を鑑賞した人だけでなく、出演者のファンも必見のサントラとなっている。
「舞妓はレディ」ミュージカル・ソングス&サウンドトラック・コレクションは、9月10日に2500円(税別)で発売。さらにハローキティとコラボした「舞妓はレディ音頭」を収録した主題化CDも、1111円(税別)で発売中。映画「舞妓はレディ」は9月13日から全国で公開される。