ダコタ・ファニング、フィリップ・ロス原作映画化でユアン・マクレガーの娘役に
2014年8月15日 12:45
[映画.com ニュース] フィリップ・ノイス監督(「ソルト」)、ユアン・マクレガー主演で、現代アメリカ文学を代表する作家フィリップ・ロスのピュリッツァー賞受賞小説を映画化する「American Pastoral(原題)」に、ジェニファー・コネリーとダコタ・ファニングの出演が決定した。
1997年に発表された「American Pastoral(アメリカ田園詩の意)」は、60年代の米ニュージャージー州が舞台。高校時代は皆の憧れのスポーツ選手で、その後は父から受け継いだ手袋製造業で成功するブロンドのユダヤ人シーモア(マクレガー)の人生を、ロスの小説「ヒューマン・ステイン」(映画「白いカラス」原作)にも登場する語り手の作家ネイサン・ザッカーマン(=ロスの分身)の視点から描く。
米バラエティによれば、コネリーは元ミス・ニュージャージーのシーモアの妻ドーン、ファニングはふたりの情緒不安定な娘で、のちに反ベトナム戦争の爆弾テロを引き起こすメレディス(メリー)を演じる。
「リンカーン弁護士」のジョン・ロマーノが脚本を担当。米レイクショア・エンターテインメントの製作で、2015年3月に米ピッツバーグでのクランクインを予定している。