広末涼子、サンリオ製作「くるみ割り人形」で声優初挑戦 市村正親ら実力派ズラリ
2014年8月6日 05:00

[映画.com ニュース] サンリオが製作するパペットアニメーション映画「くるみ割り人形」に、広末涼子、市村正親、由紀さおり、板野友美らが声優として出演していることがわかった。すでに発表されている主演の有村架純、松坂桃李とともに、豪華な声の共演を果たす。
チャイコフスキーのバレエでも知られる世界的童話をもとに、サンリオが1979年に製作した人形アニメーション映画「くるみ割り人形」を、「原宿Kawaiiカルチャー」の火付け役としても知られる増田セバスチャンが初監督を務め、全く新しい形に“リ・クリエイト”。大切なくるみ割り人形をネズミの大群にさらわれてしまい、人形の国に迷い込んだ少女クララが、ふたつの頭を持つ白ネズミの女王の呪いによって眠ったままのお姫様の呪いを解くため、人形とネズミの戦いに巻き込まれていく。やがてクララは、くるみ割り人形に隠された悲しい秘密を知る。有村は主人公クララ、松坂はクララが運命的な出会いを果たす若き将校の声を担当している。
今回が声優初挑戦となる広末が務めるのは、ふたつ頭の白ネズミ女王・マウゼリンクス夫人役。体は1つだが頭は2つというキャラクターの特徴を出すため、高音と低音の声色を使い分けて演じており、初の声優で“1人2役”ともいえる難役に挑戦している。
市村は、クララの亡き両親の親友で庇護者のドロッセルマイヤーをはじめ、人形の国で怪しげなギターを弾く不思議なお婆さん、クララが迷い込んだ森で出会う人形遣い、クララに本当の愛の尊さを説く時計職人の合計4役に息吹を注ぎ込んだ。79年に公開されたオリジナル版では、市村が「劇団四季」入団以前に付き人をしていた、師匠とも言える西村晃さんが同じく4役を務めており縁深い出演といえる。
その他、マウゼリンクス夫人の息子・シュヌルル王子役を藤井隆、クララに助言をする謎の女占い師役を「天才!てれびくん」で知られる大野拓朗、人形の国の王様役を「花子とアン」で活躍している吉田鋼太郎、王様に仕える大臣役を宝塚歌劇団時代に男役で多数主演舞台を踏んだ安蘭けいが担当。さらに、日本を代表するシンガーでもある由紀が、クララの世話役となる婆や役で声優に初挑戦。劇場アニメーション映画の声優は今回が初めてとなる板野が、マウゼリンクス夫人に呪いをかけられてしまう、クララとそっくりな人形の国のマリー姫役を務めている。
今回のキャスティングは、舞台やミュージカルをイメージし、映画界や演劇界、音楽界から、若手、ベテランあわせて10人の実力派をそろえたという。11月29日公開。
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