「ルパン三世」続編目指す!小栗ルパン&メイサ不二子の即興劇に4000人熱狂
2014年8月4日 20:13

[映画.com ニュース] 小栗旬主演、北村龍平監督でモンキー・パンチ氏の不朽の名作を実写映画化する「ルパン三世」のワールドプレミアが8月4日、東京・丸の内の東京国際フォーラムAで行われた。約4000人のファンが駆けつけたこの日、小栗をはじめ次元大介役の玉山鉄二、石川五エ門役の綾野剛、峰不二子役の黒木メイサ、銭形幸一役の浅野忠信、台湾の人気グループ「F4」のジェリー・イェン、韓国の新星キム・ジュン、北村監督、山本又一朗プロデューサーという国際色豊かな面々が駆けつけた。
小栗の登場で幕を開けた舞台挨拶に、4000人のファンは地鳴りのような歓声。会場中央に用意された花道でホスト役を務めた小栗が他キャストを出迎える演出に、場内は大喜びだ。観客の撮影が許可されたフォトセッションの時間も用意されるなど、異例のファンサービスに客席のボルテージはのっけから最高潮に達した。
5カ国での撮影を経ての完成披露に、小栗は「こうやって見てもらえる日が来て本当に嬉しい。受け入れて頂けるのか、僕らもドキドキしています」と語りながらも、感無量の面持ち。浅野は、「唯一の警官役。今日はルパン一味が勢ぞろいだから、捕まえるのに絶好のチャンス。でも、つかまえない。なぜなら、パート2を見たいから。ぜひ、シリーズ化してもらいたい」と盛り上げた。これには北村監督も、「ほれぼれするようなキャストが僕を監督として最後まで立たせてくれた。この作品は、まだワンツーパンチのワンでしかない。これからもっともっと続編を作っていきたい」と同調した。
また、小栗が「浅野さんと現場で『どうしても声がああなっちゃう』と話していました。意識の中にどこかイメージがあるから、ああいうしゃべり方になっちゃうんでしょうね」と原作キャラクターへのリスペクトを語ると、北村監督は「旬、今日はファンサービスだからやれよ!」と無茶ぶり。観念した小栗は「ちょっと『ルパ~ン』って言ってもらっていい?」と道連れ相手に黒木を指名した。照れることしきりの2人は、客席に背を向けた状態で「ごめんね、ルパン」「そりゃないぜ、ふーじこちゃーん!」と即興劇を披露し、喝さいを浴びていた。
日本、タイ、香港、シンガポール、フィリピンと5カ国でのロケを行った同作は、ルパン、次元、五エ門、不二子、銭形の出会いから、強大な敵を目の当たりにし、いかにして無敵のルパンチームが結成されたのかに焦点を当てる。「その所有者は世界を統べる」といわれる運命の宝物クリムゾンハート・オブ・クレオパトラが収蔵される、超巨大要塞型金庫“ナヴァロンの箱舟”にルパンらが挑む姿を描く。
「ルパン三世」は、8月30日から全国で公開。
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