自らを色情狂と認めるヒロインの「性」の旅路「ニンフォマニアック」予告編公開
2014年8月1日 22:45

[映画.com ニュース] デンマークの鬼才ラース・フォン・トリアー監督が、強い性的欲求を抱えた女性の半生をシャルロット・ゲンズブールを主演で描いた問題作「ニンフォマニアック Vol.1」「ニンフォマニアック Vol.2」の予告編(ソフト版)が公開された。
これまでもトリアー監督作で体当たりの演技を見せてきたゲンズブール演じる主人公のジョーが、シャイア・ラブーフらを相手役として過激なラブシーンを披露。そのほか共演にウィレム・デフォー、ステラン・スカルスガルド、ジャン=マルク・バール、ユマ・サーマン、クリスチャン・スレイター、ジェイミー・ベルら豪華俳優陣が結集した。自らをニンフォマニアック=色情狂と認めるひとりの女性の半生を詩的かつユーモラスに8つの章でつづる「性」の旅路を描く。
ある冬の夕暮れ、年配の独身男セリグマンは、裏通りで怪我を負って倒れている女性ジョーを発見。アパートでセグリマンに介抱されたジョーは幼い頃から“性”に強い関心を抱き、数えきれないほどのセックスを経験してきたという自身の生い立ちについて赤裸々に語り始める。
予告編では、性に目覚めた少女時代からのジョーの回想を紹介。赤裸々に奔放な人生を語る姿と共に、「私が他の人とひとつだけ違うことは、夕日を求めすぎたことかも」という意味深なせりふや車に放火するシーンなどジョーの複雑な内面も映し出している。なお、R18+の過激な性描写を盛り込んだハードバージョンは公式HP(http://www.nymphomaniac.jp/)で公開中だ。
「ニンフォマニアック Vol.1」は10月11日、「Vol.2」は11月1日全国公開。
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