タランティーノが製作中止を撤回 新作ウエスタンを撮影
2014年7月30日 12:10

[映画.com ニュース] クエンティン・タランティーノ監督が、新作映画「The Hateful Eight(原題)」の製作を再開させることがわかった。
今年1月、タランティーノ監督は「ジャンゴ 繋がれざる者」に続く群像西部劇となる「The Hateful Eight(原題)」の製作を発表した。しかし、その直後に書き上げたばかりの同作の脚本が、インターネットでリークされ、激怒したタランティーノ監督は製作中止を決定。流出元となった米オンラインメディアのゴーカー・メディアを訴えるという騒動に発展した。
しかし、米ハリウッド・レポーター誌によれば、タランティーノ監督はこのほど米サンディエゴで行われたコミコン・インターナショナルに出席し、次回作として「The Hateful Eight(原題)」の撮影を続行する意思を明らかにしたという。
タランティーノ監督は今年4月、製作中止を決めていた「The Hateful Eight(原題)」の一夜限定朗読会を、ロサンゼルスの劇場で開催。サミュエル・L・ジャクソン、ティム・ロス、カート・ラッセル、マイケル・マドセン、ブルース・ダーンら、キャストに想定していたと思われるタランティーノ監督と縁の深い豪華俳優陣が登壇し、詰めかけた1200人の観客を沸かせた。
ちなみに、朗読会では読み上げられたのは、リークされた「The Hateful Eight(原題)」の初稿で、南北戦争後の雪深いワイオミング州を舞台に、吹雪で立ち往生したライバルの賞金稼ぎ、裏切り者の南軍兵士、女捕虜といった人物たちの緊張関係を描いていた。脚本リーク後、タランティーノ監督はシナリオの改稿を重ねているようだ。
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