福山雅治、「るろ剣」続編で佐藤健と再共演!鍵をにぎる人物に
2014年7月28日 05:00
[映画.com ニュース] 俳優・福山雅治が、佐藤健主演作「るろうに剣心」の続編2部作「るろうに剣心 京都大火編」「るろうに剣心 伝説の最期編」に出演していることがわかった。福山が佐藤と共演するのは、NHK大河ドラマ「龍馬伝」に続き2度目となる。
福山が漫画原作の実写映画に出演するのは、今回が初めて。演じる役どころは明かされておらず、試写会で上映されたエンドロールにもクレジットされていないことから話題を呼んでいたが、物語の鍵を握る重要なキャラクターに扮した。今回公開されたビジュアルでは、長髪で着物姿の福山が厳しい表情をのぞかせている。
大友啓史監督とのタッグは「『龍馬伝』以来3年振りになるのですが、作品としてさらなる高みを目指し、深く進化している撮影現場に感動しました」。激しいアクションにも挑戦し、「剣の一振りにもそれぞれの個性があり、そのアクションに『役も人間も滲み出るものだ』ということを改めて教えていただきました」と話し、所属事務所の後輩である佐藤との共演を「そこで出会った剣心は、とても強く美しかったです」と振り返った。
佐藤も、先輩・福山の胸を借り「前作の宣伝期間に福山さんのラジオに呼んで頂いて、『続編あるならぜひ出て下さい』と話したことがあって、今回本当に実現して、口だけじゃない先輩の男気を感じました。龍馬伝以来の共演でしたが、アクションシーンも多く、激しいことをやりましたので完成した映画を見るのが楽しみです」とアピールしている。
大友監督は、「脚本執筆時から、この役を演じることのできる人は福山さん以外にはいない、そう感じていました」と吐露。そして「以蔵と龍馬を演じた二人が、時空を超えて、新時代の存亡をかけて剣を手に対峙する! 佐藤健と福山雅治、両者のぶつかり合いが、いったいどんな熱を、どんな物語を産み出すのか。その想像を超えた可能性こそが、僕にとってのキャスティングの大きな理由です」と説明した。
さらに、「俳優としてカンヌなどの大舞台を経て、より演技への渇望が深まったように思います。アクションシーンは、何度も練習に足を運んでくれました。ダイナミックな立ち回りも、そして鬼気迫る演技も福山雅治さんならではの『大きさ』が際立つシーンがたくさん撮れていると思います」と自信をのぞかせ、「『龍馬伝』以来の現場での再会は、至福に満ちた贅沢な時間でした」と充実感をにじませた。
「るろうに剣心 京都大火編」は8月1日、「伝説の最期編」は9月13日から全国で公開。