伊藤英明が初の坊主頭に 「喰女 クイメ」劇中劇の「真四谷怪談」で怪演
2014年7月12日 06:00

[映画.com ニュース] 俳優の伊藤英明が、市川海老蔵が企画・主演し三池崇史監督がメガホンをとった「喰女 クイメ」で、劇中劇「真四谷怪談」に登場する坊主頭と盲目という設定の宅悦を怪演している姿が公開された。
同作は、鶴屋南北による歌舞伎狂言「東海道四谷怪談」を題材にした心理サスペンス。海老蔵扮する主人公の俳優・長谷川浩介は、恋人でスター女優の後藤美雪の口添えで、舞台「真四谷怪談」の主演である伊右衛門役を射止める。しかし、浩介は共演者との浮気を繰り返してばかりで、そんな浩介に対する美雪の愛憎が、やがて舞台を超えて現実を侵食していく。劇中劇でお岩に扮するヒロインの美雪役を、柴咲コウが演じている。
伊藤の役どころは、浩介や美雪と共演する俳優の鈴木順。劇中の舞台「真四谷怪談」では、武士である伊右衛門にコンプレックスを抱く盲目の按摩・宅悦に扮しており、今回解禁された写真は、そんな宅悦を怪演する伊藤の姿をとらえたものだ。
大ヒット作「海猿」シリーズでは海上保安官、三池監督とタッグを組んだ「悪の教典」ではサイコパスな教師、現在公開中の「WOOD JOB!(ウッジョブ) 神去なあなあ日常」では林業に従事するワイルドな青年など、さまざまな役どころを演じてきた伊藤だが、坊主頭のメイクを施しての演技は今回が初めて。
「スキヤキ・ウェスタン ジャンゴ」や「悪の教典」でも三池監督と仕事をしてきた伊藤は、「他の組では絶対呼ばれないような役で呼んでもらい、大変光栄でした。初めての坊主役にも挑戦することができて、現場では楽しんで演じることができました」と、三池組ならではの挑戦を楽しんだ様子だ。役どころについては「人間はどんな人でも、大なり小なり人に対する嫉妬やコンプレックスが絶対にあると思うので、自分の中にあるそういうものを増幅して宅悦を演じました。三池監督の描き出す世界観にうまくあわせられていればいいなと思っています」と話している。
「喰女 クイメ」は8月23日から全国公開。
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