原作ゲームにより忠実な実写「ストリートファイター」一回限りの劇場上映が決定
2014年7月9日 21:15

[映画.com ニュース] カプコンの人気格闘ゲームを実写化した「ストリートファイター 暗殺拳」(原題「Street Fighter: Assassin's Fist」)が8月2日、東京・ヒューマントラストシネマ渋谷で上映されることが決まった。当日一回限りの特別上映となる。
同ゲームはこれまでも、ジャン=クロード・バン・ダム主演の「ストリートファイター」(1994)、人気女性キャラクターの春麗を主人公にした「ストリートファイター ザ・レジェンド・オブ・チュンリー」(2009)と実写化されてきた。今回の実写化は、「ボーン・アルティメイタム」で主人公ボーンを追い詰める暗殺者を演じたイギリス人俳優で、「ストリートファイター」の大ファンというジョーイ・アンサーが監督した。
アンサーは、先に実写化された作品が、決して多くのファンを満足させるものでなかったことから、「ゲームに忠実な映画を作りたい」と、10年に「ストリートファイター レガシー」というショートフィルムを自主制作。同作はインターネットで公開され、再生回数が500万回を超える人気動画になった。
そうした過程を経て生まれた今回の「ストリートファイター 暗殺拳」は、さらに細部までこだわり抜いて作られた。舞台は日本に設定され、キャストにも尚玄、玄里、「47 RONIN」の小家山晃、伊川東吾、「ウルヴァリン:SAMURAI」のハル・ヤマノウチら日本ゆかりの俳優たちを多数起用。物語は、リュウ(マイク・モー)とケン(クリスチャン・ハワード)の師匠・剛拳(小家山晃)の隠された過去を紐解きながら、ゲームでもおなじみの必殺技「波動拳」のルーツを明らかにしていく。
同作は、インターネットで全13話のエピソードが配信され、よりゲームの世界観に近づいた完成度の高い映像が話題を呼んだ。今回はそれらを1本の長編(本編101分)としてまとめ、映画館のスクリーンで特別に上映する。
上映に際してはゲーム「ストリートファイター」のプロデューサー・杉山晃一氏やアシスタントプロデューサーの綾野智章氏ら、カプコンのスタッフが登壇してのトークショーも開催し、「ストリートファイター」の誕生秘話などが語られる予定。来場者へのプレゼントも企画されている。
チケットは税込み1300円。7月26日から、ヒューマントラストシネマ渋谷の劇場窓口および劇場公式サイトで発売される。
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