渡辺謙「王様と私」でブロードウェイ・デビュー
2014年7月1日 13:15

[映画.com ニュース] ユル・ブリンナーの代表作の一つとして知られる、ロジャース&ハマースタインによる傑作ミュージカル「王様と私」のブロードウェイ公演に、渡辺謙が主演することが明らかになった。渡辺にとって、初のブロードウェイ舞台となる。
マーガレット・ランドン著の小説「アンナとシャム王」を舞台化した「王様と私」は、1860年代のタイ・バンコクを舞台に、夫を亡くし、王室の子供たちの家庭教師として雇われたイギリス人女性アンナが、封建的で頑固なシャムの王様と対立しながらも、次第に心を通わせていく。
1951年の初演はブリンナーがシャムの王様役、ガートルード・ローレンスがアンナ役を演じ、トニー賞5部門を受賞。56年にはブリンナーとデボラ・カー主演で映画化され、ブリンナーがアカデミー賞主演男優賞を受賞した。
米バラエティによれば、今回の舞台は渡辺がシャムの王様役に、トニー賞に5度ノミネートされている実力派舞台女優ケリー・オハラがアンナ役に決定した。演出は、ミュージカル「ライト・イン・ザ・ピアッツァ」「南太平洋」「マディソン郡の橋」などでオハラと組んできた、バートレット・シャーが手がける。リンカーン・センターのビビアン・ボーモント劇場で、15年3月12日からプレビュー公演、4月16日から本公演が開幕する。
渡辺は、声優を務めた「トランスフォーマー/ロストエイジ」が先週末に全米公開され、オープニング興収約1億ドルという大ヒットスタートをきった。同作は、8月8日から日本公開される。また、日本が世界に誇る怪獣映画の金字塔「ゴジラ」をハリウッドリメイクした「GODZILLA」にも出演しており、7月25日から日本公開。
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