実写「パトレイバー」で冨永みーな&古川登志夫の名コンビ復活
2014年6月26日 15:00

[映画.com ニュース] 人気アニメ「機動警察パトレイバー」シリーズ初の実写作品となる「THE NEXT GENERATION パトレイバー」のドラマ版エピソード5「大怪獣現る 前編」に、アニメ版の主人公・泉野明(いずみ・のあ)と篠原遊馬(しのはら・あすま)の声優を務めた冨永みーなと古川登志夫が声の出演を果たしていることがわかった。2人はラジオパーソナリティ役で、軽妙な掛け合いを本編中で1分間ほど繰り広げている。
「THE NEXT GENERATION パトレイバー」は、警察における汎用人間型作業機械「レイバー」運用部隊=警視庁警備部特車二課の3代目隊員たちの日々を、ドラマシリーズ全12話と長編劇場版(2015年GW公開予定)を通して描くプロジェクト。冨永と古川の声の出演が明らかになったエピソード5「大怪獣現る 前編」は、アニメ版の監督で、実写版でも総監督としてプロジェクトに携わる押井守が自らメガホンをとったエピソードで、慰安旅行で熱海を訪れていた特車二課が、にわかに沸き起こった怪獣騒動に巻き込まれてしまう姿を描いている。
アニメ版で名コンビとして活躍した冨永と古川は、今回、劇中で流れるラジオ番組のパーソナリティ役として声の出演を果たし、脱力感あふれるトークを約1分間繰り広げている。冨永は収録を振り返り、「何年ぶりか数えるのも怖いくらいの押井監督との再会。監督がボソッと『よかった。あんまりオバさんになってなくて』と(笑)、収録前の私の気をあげて下さいました。そして古川さんとのかけ合いで一気にタイムスリップしました」とコメント。実写化については「私にとって特別な作品、特別な役、特別な現場だったアニメ『機動警察パトレイバー』。時は流れ、ついに実写に。ウワサは小耳に挟んでいましたが、まさか本当に実写になってしまうとは凄すぎです。そして千葉繁さんズルすぎです(笑)」と、アニメ版から引き続き実写にも同じ役で出演しているシバシゲオ役の千葉についても言及し、感慨深い様子だ。
一方の古川は、押井監督の出世作ともいえるアニメ「うる星やつら」では主人公・諸星あたるの声優を務め、押井監督の実写映画「紅い眼鏡 The Red Spectacles」への出演を経て、「機動警察パトレイバー」シリーズで篠原遊馬の声優を務めるなど、押井監督とは旧知の間柄。それだけに、「アニメの実写化には、世界観や整合性の保持など、様々な制約があり容易ではないはず。しかし押井マジックは楽々クリア。アニメファンも納得の実写版。エピソード5への、みーなちゃんとの声の出演、嬉しかったです」と実写になっても変わらぬ押井ワールドへの賛辞を寄せた。
エピソード5「大怪獣現る 前編」を含む劇場上映版「THE NEXT GENERATION パトレイバー 第3章」は、7月12日から全国順次上映。
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