アンジェリーナ・ジョリー、黒の妖艶“マレフィセント”ドレスでファン2500人魅了
2014年6月23日 20:32

[映画.com ニュース]来日中の米女優アンジェリーナ・ジョリーが6月23日、東京・恵比寿ガーデンプレイスで行われた主演ディズニー映画「マレフィセント」のジャパンプレミアに、共演するエル・ファニングとともに出席した。劇中で、王女に呪いをかける悪の妖精“マレフィセント”を演じたジョリーは、劇中さながらの黒いベルサーチの妖艶ドレスで登場し、駆けつけた約2500人のファンを魅了していた。
ジョリーが来日するのは、昨年7月にパートナーのブラッド・ピットが主演した「ワールド・ウォー Z」のプロモーションに同行して以来、約11カ月ぶり8度目。自身の出演作を携え来日するのは2010年の「ソルト」以来約4年ぶりだ。「今日は来てくれて、ありがとう。映画を楽しんでもらえればうれしい」とファンに感謝を述べた。
前日はオフだったといい「子どもたちと(原宿の)キディランドに行ったわ。それに渋谷でしゃぶしゃぶを食べたの。日本は大好きだけど、毎回滞在時間が短すぎて……。時間さえあれば、もっといろんな場所を訪ねたい」と話していた。
映画は名作ディズニーアニメ「眠れる森の美女」を、オーロラ姫に永遠の眠りの呪いをかけた邪悪な妖精マレフィセント視点で描いたダークファンタジー。全米で5月30日に公開さ、ジョリーの実写主演作としては過去最高となる約7000万ドルのオープニング興収を記録しており「悪役が主役という映画は珍しいと思う。どんなに苦しい立場に置かれても、愛さえあれば乗り越えられることを描いた。すべての人々、特に子どもたちに見てほしい」と新たな代表作に誇らしげだった。
一方、オーロラ姫を演じるファニングは初来日を果たし「昨日は原宿に行って、たくさん買い物しちゃったわ。日本が大好きになりました」と16歳らしい素顔を披露。ジョリーとは対照的に、アレキサンダー・マックイーンの純白ドレスで役柄同様のピュアな魅力を発揮した。本作については「愛にはいろんな形があることを描いている。大切なのは、その愛を見つめる目をもつべきということ」とアピールしていた。
「マレフィセント」は7月5日から全国で公開。
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