玉木宏×石原さとみ「幕末高校生」プチョン映画祭のコンペ部門に
2014年6月22日 10:00
[映画.com ニュース] 玉木宏と石原さとみが主演する「幕末高校生」が、韓国で7月17~27日に開催される第18回プチョン国際ファンタスティック映画祭に出品されることが決まった。同映画祭のコンペティション部門にあたる「プチョンチョイス」で上映される。
1997年に誕生した同映画祭は、韓国におけるアニメやゲーム、映画といった映像文化産業のメッカと言われる富川(プチョン)市で毎年7月に開催されるジャンル系映画祭。近年の同映画祭では、第14回で「告白」が審査員賞、第16回で「宇宙兄弟」が日本映画として初の最優秀作品賞と観客賞、第17回で「桐島、部活やめるってよ」がNETPAC賞(最優秀アジア映画賞)と、いずれも日本国内で話題になった作品が受賞を果たしている。
今年は、世界の最新ジャンル映画を集めた「ワールドファンタスティックシネマ」部門や、最新のビジョンを示した映画を紹介する「ビジョン・エクスプレス」部門などに多数の日本映画が招待されているが、12作品で構成されるコンペ部門の「プチョンチョイス」に入った日本映画は「幕末高校生」のみとなっている。7月27日には、メガホンをとった李闘士男監督が訪韓し、現地で舞台挨拶に登壇する予定。
「幕末高校生」は、現代の高校教師と教え子たちが幕末にタイムスリップしたことから巻き起こるトラブルを、コメディタッチで描いた時代劇エンターテインメント。石原がタイムスリップしてしまう高校教師の川辺未香子を演じ、玉木は勝海舟を演じている。7月26日全国公開。