ソニーのVFX工房、カナダに移転 カリフォルニア州拠点の工房は軒並み閉鎖へ
2014年6月5日 23:30
[映画.com ニュース]米ソニー・ピクチャーズのVFX工房であるソニー・ピクチャーズ・イメージワークスが、米ロサンゼルスからカナダのバンクーバーに移転することが明らかになったと、ロサンゼルス・タイムズ紙が報じた。
同社は米ロサンゼルス郡カルバーシティーに270人の社員を抱えているが、そのほとんどが解雇される見込みだという。カナダのブリティッシュ・コロンビア州は税優遇措置を積極的に展開しており、地元の人材を雇用すれば最大で労働コストの60%を負担している。
そのため、アメリカの映画やテレビ制作の多くがバンクーバーで撮影を行っており、VFX工房も次々とオフィスを開設。一方で、カリフォルニア州を拠点とするVFX工房が軒並み閉鎖に追い込まれているという事情がある。ソニー・ピクチャーズ・イメージワークスは1992年に設立され、最近では「メン・イン・ブラック3」「オズ はじまりの戦い」「アメイジング・スパイダーマン2」などを手がけている。
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