「イヴ・サンローラン」予告公開 世界の女性を魅了したドレスが次々と登場
2014年5月31日 12:50
[映画.com ニュース] フランスが世界に誇るファッションデザイナー、イブ・サンローランの輝かしいキャリアと、その影に潜む孤独を描いた伝記映画「イヴ・サンローラン」の予告編が公開された。本作は「フランス映画祭2014」で上映されることが決定し、あわせてジャリル・レスペール監督が来日することもわかった。
公私共にサンローランのパートナーだったピエール・ベルジェ氏が全面協力し、貴重なアーカイブ衣装が貸し出されて製作された、初の財団公認作品。サンローランの生き写しと称される新星ピエール・ニネが主演を務めた。21歳の若さでディオールの後継者となったサンローランが華やかなキャリアを築く一方で、プレッシャーや孤独に耐え切れず、薬物やアルコールに依存していく様やベルジェとの恋愛を描く。本国フランスで初登場1位を記録した。
予告映像では、新鋭デザイナーのサンローランが革命児としてファッション業界の頂点に上り詰めていく姿が収められている。シーズンごとに生み出される新たなスタイルの軌跡に加え、モデルにビンタされたり、ベルジェと熱いキスを交わすなど私生活にフォーカスしたシーンも公開。マリア・カラスの歌うアリア「トスカ」をバックに、世界中からの喝采とサンローランの孤独が映し出されている。
「イヴ・サンローラン」は、9月6日から角川シネマ有楽町、新宿武蔵野館、シネマライズほか全国で公開。本作が出品される「フランス映画祭2014」は、6月27日から30日にTOHOシネマズ日劇で開催される。
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