いしわたり淳治「日々ロック」音楽をプロデュース!劇中歌は「9ミリ」滝善充ら担当
2014年5月30日 10:00
[映画.com ニュース] 人気音楽プロデューサーのいしわたり淳治氏が、野村周平主演作「日々ロック」の音楽をトータルプロデュースしていることがわかった。また、ロックバンド「9mm Parabellum Bullet」のギタリスト・滝善充ら、7組の人気ミュージシャンが劇中音楽を手がけていることが発表された。
「SR サイタマノラッパー」シリーズ、「劇場版 神聖かまってちゃん ロックンロールは鳴り止まないっ」の入江悠監督のもと、若者の間で高い人気を誇るミュージシャンが結集した。滝善充をはじめロックバンド「爆弾ジョニー」「忘れらんねえよ」、流しの「細身のシャイボーイ」の4組が、野村演じる主人公・日々沼拓郎が歌う楽曲の作曲を担当。「今夜いますぐに」など、原作の世界観を情熱的に表現している。
また、初音ミクなどボーカロイドプロデューサーとして知られる「DECO*27」が、二階堂ふみ演じるヒロイン・宇田川咲の楽曲のため、ダンサブルなオリジナル曲を提供。ロックバンド「The SALOVERS」がアングラフォークバンド「犬レイプ」、ビジュアル系バンド「ミサルカ」がライバルバンド「ランゴリアーズ」と、それぞれが演じるキャラクターの楽曲を担当している。
メガホンをとった入江監督は、「僕が10代の時すでに眩しいばかりの活動をされていた、いしわたり淳治さんと一緒に映画を作れるということ。そして、これから日本の音楽シーンを変えていくだろう、若き才能あるミュージシャンと一緒に作品を作れること。これほど楽しい仕事があるでしょうか」と感激しきりだ。
いしわたり氏は、「漫画の中でも『お前ら、音楽はいいけど歌詞が最悪』と言われている『ザ・ロックンロールブラザース』の音楽は、絶対にポップで1度聴いたら口ずさみたくなるものでなくてはならないと思いました」を明かし、「度重なるリライト依頼に応え続けてくれた素晴らしいミュージシャンの皆さんのおかげで、日々沼の音楽以外にもこの映画でしか聴けない、たくさんの『イイ曲』が生まれました」と自信をのぞかせている。
「日々ロック」は、入江監督が榎屋克優氏の同名人気漫画を映画化。音楽に打ち込むさえないダメ男・拓郎らの姿を描き出す。今秋に全国で公開。
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