高梨臨、アジア最大級の国際短編映画祭「ショートショート」で審査員に
2014年5月26日 00:00

[映画.com ニュース] NHK連続テレビ小説「花子とアン」に出演している若手女優の高梨臨が、アカデミー賞公認のアジア最大級の国際短編映画祭「ショートショートフィルムフェスティバル&アジア(SSFF&ASIA)2014」で、オフィシャルコンペティションの公式審査員を務めることが発表された。
今年の審査員には高梨のほか、俳優の石坂浩二、映画監督の北村龍平(「ルパン三世」)、作家の湊かなえ(「告白」)、カンヌ映画祭監督週間プログラマーのローレンス・ レイモンドと、それぞれの分野の第一線で活躍する多彩なメンバーが名を連ねた。この5人よって選ばれたグランプリ受賞作は、来年の第87回アカデミー賞短編部門のノミネート選考対象作品となる。
オフィシャルコンペティションはインターナショナル部門、アジアインターナショナル部門、ジャパン部門の3部門で構成。各部門でそれぞれ1作品を優秀賞として選出し、その3本からグランプリを決定する。審査結果は、6月9日に東京・アイア シアタートーキョーで開催されるアワードセレモニーで発表される。
あわせて、地球環境問題をテーマにした「地球を救え!部門」では、フィギュアスケーターの安藤美姫、写真家の大杉隼平、お笑い芸人で映画監督の品川ヒロシが審査員を務めることも発表された。3人は、5月29日に東京・渋谷ヒカリエホールで開催されるオープニングイベントに登壇し、優秀賞(環境大臣賞)1作品を発表する。
「花子とアン」では、吉高由里子演じる主人公・安東はなの同級生・亜矢子を演じている高梨。映画でも「醒めながら見る夢」(公開中)や「わたしのハワイの歩きかた」(6月14日公開)など、出演作の公開が相次ぐ。また、第65回カンヌ映画祭コンペティション部門に出品されたイランの巨匠アッバス・キアロスタミ監督作の映画「ライク・サムワン・イン・ラブ」の主演で脚光を浴びており、日本とインドネシアの初の合作映画「KILLERS キラーズ」ではヒロインを演じるなど、グローバルな活躍が期待されている。
ショートショートフィルムフェスティバル&アジア2014は、5月30日~6月15日、東京2会場と横浜1会場を中心に開催。世界110以上の国と地域から集まった約4000本の作品の中から、選りすぐりの約200作品が一挙に上映される。
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