常盤貴子「人生変わった」と宣言する「野のなななのか」東京公開に感慨深げ
2014年5月17日 15:25

[映画.com ニュース] 大林宣彦監督の最新作「野のなななのか」が5月17日、東京・有楽町スバル座で封切られた。大林監督は品川徹、常盤貴子、安達祐実ら出演者とともに舞台挨拶。自ら司会の役回りも務め、「1度見ただけで分からない人はいると思う。分からない人は、どういうことなんだろうと考えればいいんです。面白くなるのは、これからです」と語りかけた。
東日本大震災を受けて製作した2012年「この空の花 長岡花火物語」の姉妹編に当たり、人が生きることの意味を見つめ直す群像劇。大林監督は、満場の客席を見渡し「いやあ、うれしいなあ。自主製作で自主配給の作品。やっとの思いでこしらえたので、皆さんが応援団です」と感慨に浸った。
「この空の花」の舞台となった新潟・長岡の花火大会で大林監督と出会った常盤は、「この作品で、私は変わりました」ときっぱり。「それまでも頑張っているつもりだったけれど、あらためて本当に人っていいなあと思える素晴らしい現場でした。すべてのスタッフ、キャストが優しく思い合え、それがプラスのエネルギーとなって倍々で広がっていきました」と強調した。
「大林監督の映画に出るのが夢だった」という安達も、「奇跡が起きたと思い、緊張して現場に行ったけれど、ずっと出演し続けていたような気持ちになった」と述懐。北海道・芦別市でのロケも充実していたようで、「日々、芦別の大地に包まれ、一生に1度の体験になりました。私にとってとても大切な映画です」と笑顔を見せた。
既に北海道では先行公開されており、主演の品川は20回以上の舞台挨拶を敢行。「脚本を読み、私が演じた男は女々しいですねと監督に言ったら、監督が間髪入れず『女々しいは、男のためにある言葉』とおっしゃられた。それがヒントになって心の支えになりました」と振り返っていた。
「野のなななのか」は、古物商を営む男(品川)の死去で散り散りになっていた家族が葬式に集まり、それぞれの人生を見つめ直していく姿を描く。
フォトギャラリー
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

「鬼滅の刃」無限城編&超人気アニメ映画が【500円】で観られる!
【絶対にこの記事を読んでから観て】確実に損しないオトク情報
提供:KDDI

売春婦殺人事件、深刻な麻薬汚染…
遺体発見。妹でないことに、少しだけ安堵した。【現代の闇を描く、注目の衝撃作】
提供:BS10スターチャンネル

絶対に開かないでください。
ヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバいヤバい
提供:ワーナー・ブラザース映画

雪風 YUKIKAZE
【観て、心から本当によかった】「コード・ブルー」「海猿」に涙した人にもオススメしたい新たな傑作
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント、バンダイナムコフィルムワークス

なんだこのぶっっっとんだ映画は!?
【観ないのは映画人生の損失?】狂気的なクオリティでぶち抜く“常識外れの超高評価作”
提供:東映

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【ボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生の物語。そのままの君が、好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある!
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を“まさかの方法”でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券