入江甚儀、初主演映画が「キカイダーでよかった」
2014年5月15日 19:50

[映画.com ニュース] 1970年代に絶大な人気を集めた石ノ森章太郎原作の特撮ヒーロー「人造人間キカイダー」を新たに映画化した「キカイダー REBOOT」の完成披露試写会が5月15日、都内で行われ、主演の入江甚儀、佐津川愛美、高橋メアリージュン、伴大介、下山天監督が舞台挨拶に立った。
映画初主演を飾った入江は、「日本の特撮魂が込もった映画。初号の試写を見るまではどんな作品になっているのか緊張していたけれど、スタッフさんの熱量、愛を感じて感動した。めちゃくちゃ面白かったので、初主演作品が『キカイダー』で本当によかったと思う」と胸を張った。
キカイダーと心を通わすヒロインの佐津川は、「キカイダーが最初は怖くてカッコいいとは思えなかった(笑)。でも見慣れてくるもので、機械との芝居という感じではなく深みのあるものになったと思う」と手応え。高橋は、キカイダーとは異なり“良心回路”を持たない冷徹なアンドロイド役を演じ、「アクションが想像以上に大変だということを思い知った。ふだんは運動して筋肉痛が来るのは2日後くらいだけど、今回はその日に来た」と全身全霊でアクションに挑んだ。
オリジナル版で元祖キカイダーを演じた伴は、本作では謎の心理学者に扮し「41年ぶりに帰ってきた。今の映画ではこんなことができるのかと、まるで別世界に行った感じでビックリ。情熱をもって作っていただき、関係者の方々には感謝の気持ちでいっぱい」と満足げ。下山監督も、「企画が始まって5年、脚本作りに2年、永々に続くんじゃないかと思った(笑)。やっとの執念で完成させた自信の作品。今日が迎えられてうれしい」と感慨深げだった。
また、先日サッカーワールドカップの日本代表メンバーが発表されたが、入江は「同じ青と赤の日本のヒーロー。異国の地ブラジルから吉報を持って帰ってほしい。頑張れニッポン!」と熱いエールを送った。映画は、光明寺博士によって作られた人間の心を持った人造人間キカイダーと、永々のライバル・ハカイダーの激闘をアクション満載で描く。5月24日から全国で公開。
(C)石森プロ・東映 (C)2014「キカイダー」製作委員会
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